「シェリルせんせえー、善いってどういう
ことですかー」
「えーっと、拾ったものはちゃんと交番に
届けるとか、そういうことですよー」
「なるほど。 届けず勝手に使ったから
イデは怒ったんだな」
「あんたが言うなよ。アムロ大尉」

ちなみに、このあとの世代のカミーユと
ジュドーは 拾うどころか盗んでます。

スパロボα3日記 第16回

「善きものは おもろうない」

さて、前回までの話とはすっかり変わって
舞台はソロ星とか、ロゴ・ダウとか呼ばれる
あそこ。
まんまイデオン一話のマップがはじまる。

「にょおおお、イデの巨人が見たいにょおお
あ、いい男もいるにょおお」
「あ、こら!! カララ・おかんの腹の思慮と
いうモノを置いてきた・アジバ! どこへ
行く!?」
「どうする? 監禁しとけって言われてたのに」
「まぁ、逃げたら撃っていいってハルルさまに
言われてるし、撃つか」
「・・・・あー!! 避けやがった!! 流れ弾
が異星人の集落にいいいい!!」

かくして2つの人類が滅亡への坂をころげ落ちる
わけやね。
まぁ、宇宙放浪の途中で考えなしにガキこさえる
イケイケ女だけのことはある。 
おまえがもうチョイ冷静やったら、あの時の
バッフクラン指揮官アバデデのことなかれ主義の
性格からして、もうちょっと穏やかな接触に
なっとったはずなんじゃ!!
・・・でも、それじゃお話は面白くない。短慮と
無理解はいつだって最高のストーリーテラーなのよ。

というわけで、イデオンの鉄拳が(武器がそれしか
ない)バッフ・クランの戦闘機をぶん殴り、戦争
開始。 ・・・・なんかすげー懐かしい。

原作どうり、敵が2機しかいないこの面はあっさり
終了し、カララさんとベスが出会ったりする幕間を
挟んでおなじマップで再び戦闘。今度は敵も結構な
数を出している上、ギジェ・破廉恥・ザラルと
その同僚ダミド・ねたむぅそねむぅ・ペッチがいる。

ミサイルだの機銃だのをつみこんだとは言え、(原作
じゃ不思議だったんだよな。なんで敵対異星人なんかの
存在が確認されていない宇宙の移民団が、イデオンに
あきれるほど積み込むだけミサイルを持ってたのか。
普通、積載量にかぎりがある宇宙移民船が使うアテの
ない武器大量に積み込んでるってこたぁないだろ)
ドンガラのイデオンで、名前持ちのパイロットが
乗る戦闘機に当てるのは厄介だな、とか思っていると
ここからが、スパロボというジャンルの本領。
マクロス7の艦載機が救援に来てくれました。
(でも、本作ならOK。 宇宙は敵対種族で満ちて
いるって設定だから・・・だとすると第6文明人
ってのはなんなんだ? 6なんかはるかに超す文明
と人類はすでに接触しまくっているが)

向こうも、こっちも宇宙移民なんで絡み安かったんだ
ろうな。でも、素人が苦労しながらイデオン暴走させ
つつスペースランナウェイな構図は台無し。
プロの軍人さんと超時空要塞のガード付きランナウェイ
となりました。

ギジェを含むバッフクランも集中かけたバルキリーと
必中をかけたイデオンの前にあっさり全滅。
「なぜ沈まんのだぁぁ」
鉄壁かけてるからだよ。

で、その途端起動するソロシップ。原作どうり突然の
デス・ドライブ開始。 マクロス7を巻き込んで亜空間
にはいってしまいましたとさ。

今日のお言葉「愛は突っ込みを呼ぶ」

PS やっぱ完璧なもんに愛は感じないよな。 

  「周囲5光年! どこへ行ってもバッフ・クラン
   で一杯です」(映画 発動編)
  ・・・おーい、日本野鳥の会。なんぼほどおるんか
  数えてくれ。

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