「若だんさん、敵が来よりましたえ」
 「ええ? しゃーないなぁ、ほなにげよか、なに着て
 行こかいなぁ・・・」
 「あほ! 逃げるのに着物選んでどないしますねん!
 走り良かったらなんでもええんや!」
 「ああ、そうか、ほな・・・」

 「・・・若だんさん、まだ逃げまへんのかいな?」
 「今、履物えらんだはるわ」

  種死の人の行動はようわからん。

第44回「若だんさんと殿様」

 前回やっつけたブルーコスモスのジブリールさん、今度
はオーブに立てこもってるらしい。 連邦あたりからも敵視
されてる人なんで、かくまうとまずいんだけど・・・
 「いやー、ぶぶづけでもどうどす? 言うても帰ってくら
 はらしませんねんもん」
 オーブの現支配者、ユウナさん、どうしようもなくてオタ
つくばかり。
 別ルートでは、カガリさんと結婚して名実ともにオーブの
実権握ろうとしたけど、キラくんに花嫁をかっさらわれた
って話があったらしい。
 一体、どうやってコイツらがオーブの支配者になったんだ
ろうねぇ・・・意外とカガリさんて・・・無能?

 連邦とオーブを戦わせないためには、連邦軍が来る前に
ジブリールを捕らえちまえばいいってんで、ZEUSUの
面々が出撃。デストロイガンダムとかサイコガンダムとか
強敵がいないわけでもないけど、乗ってるのが一般兵士
じゃなぁ。

 若だんさんの軍隊に苦戦するわけもなく、サクサクと
進めていくと、アスランくんとかカガリさんとかが参戦する
でもなくウロウロしはじめる。戦いは止めたいらしいんだけど
どう止めていいのやらわからんらしい。
 「だってねぇ・・・あたしオーブの政権なんかとるより
 アスランとンパンパしたいだけなのに・・・」
 それでも前支配者の娘としちゃ、国のためになんかせんと
いかんらしいんで、一応演説などしてみる。
 「あー、全部若旦那が悪いってことにしよう!」
 「うおおおおおお!!」
 民衆大賛成。 民衆はアホなので、一番悪いヤツを決めて
くれると安心します。

 全責任をかぶせられた若旦那のほうも、こりゃたまらんと
逃げ出そうとするんだけど・・・

 「ギンガナムである! 殿様である! 悪いやつは成敗で
 ある!! 」
 殿様が降ってきたりなんかで、結局逃げられず、撃沈。
原因のジブリールさんなんかはスパロボ御馴染みの無敵シャトル
でさっさと逃げたけどね。

 さて、戦力じゃない若旦那と入れ替わりにどえらい殿様が
来たもんで、戦線は大慌て。
 キラくんが新型ガンダムでやってきたりしたけど、それで
殿様の相手ができるわけでもない。
 こいつを倒そうと思ったら、必中持ちの大火力ユニットで
1ターンのうちに波状攻撃かけるしかないんだけど、前線に
いるのは、それとは逆の機動性ユニットばっかし。
 そのあとあらわれた宇宙革命軍のランスローさんてのを
倒せばマップクリアになるらしいんで、殿様は無視して、
そっちにしかけることに。 ああ、丁度いい位置に臨界点に
いってるバクダンがあるな。じゃ、これでいいかぁ。

 今回御馴染み、レントンでドン! 一撃でクリア。

 ランスローさん、ボスの乗るユニットとは思えない、量産機
に毛がはえたようなもんにしか乗ってなかったんで、一発で
沈んじゃった。 
 「ギンガナムである! 今のにまきこまれて、結構ダメージ
 くらったである! 撤退である!」
 ・・・ほんと、ギンガナムさんのHPも1/3くらい削れてる。
撤退しなかったら、落とせてたかも・・・今回、ほんと敵が
弱い?

 マップ自体はそれでクリアしたものの、ジブリールさん
逃がしたんで、連邦に怒られる破目に・・・キラとかアスラン
とか、カガリのやってることがわからんって怒り狂うシンくん。
 うん、部分部分しか見れないスパロボの他所ルートで大部分
が進行してる話だけに、プレイヤーのわたしもワケがわからん。
 スポット参戦ばっかだしなぁ。

今日のお言葉「判ってしまえばつまらんもんは、判らんうちから
       そこそこつまらん」

 種死ちゃんと見ればわかるのか?・・・なんか面白くなさ
 そうなんだけど・・・

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