「男子三日会わずば刮目してあい対せ!」
「やかましい! テツは死ぬまであのまんまじゃ!」
そうそうは変わらんもんよ? 男子も研究所も。
第23回「ヤツはプールにいる」
パリンと割れるバリアでおなじみ光子力研究所。
地元土産にソレにちなんだ煎餅が売られてるなんて話を
したのはスパロボのどれだっけ。
ところが敵に奪われた今回にかぎってどえらい強化が
なされているという。
奪回にいったものの、バリアのせいで入れず全軍撤退。
「ぐわははは、見事なバリアだな弓博士。ついでに見事な
マジンガーZもよこしてもらおうか」
「断る!」
「ええい、どこへ隠したのだ! 出さぬと娘さんの体に
きくぞ!」
「ふん! うちの娘の体は口が固いぞ・・・こないだなんか
風呂を覗いただけで痣が残るほどのパンチを・・・」
びびって一応人質作戦はやめる鬼・・・。一方そのころ・・
「何としてもバリアを突破するんだ!」
甲児くん、TFOを改造して突入仕様にしてつっこむ気
らしい。そこまでして何故と思ったマリンくん、甲児くんに
聞いてみる。
「なんで?」
「え、ああ、お前知らなかったんだな、オレ前にあそこに
いたんだよ」
「そうなのか」
「まだオレの部屋もあって、そこに伝説の同人誌{風子
ヒトデ責め}が・・・」
「なにぃ!! S−1星の伝説に伝わる{風子ヒトデ責め}
が何故地球に・・・・ああ! S−1星とは地球の未来の
姿だったのか!」
そんな気づきかたはイヤだ。
突入は自分が、というマリンの下心を感づいてか、やはり
甲児くんが行くことに。
で、突撃してはみたものの、バリアは破れない。そのとき
「甲児くん! オレにまかせろ!」
グレートマジンガーの鉄也さんバリアに激突!
「鉄也さん! なんで」
「オレがバカだった・・・オレがキミにつまらん嫉妬をした
ばかりに兜所長を失ってしまった! 今償いを果たす!」
「鉄也さん!!{風子ヒトデ責め}ならいつだって貸して
あげたのに!」
「ちがうわ!! アホーっ!!」
バリア破壊。最後は怒りのパワーも乗ったな・・・
バリアのかわりに敵も出て来たんで、ここでようやっと戦闘に。
敵はまだまだ強くない百鬼帝国なんで楽勝。途中で甲児くんも
研究所の中の人を助けて脱出。そしてパイルダーに乗って隠して
あったマジンガーに
「おお! おのれ、あんなところに隠してあったとは・・・
まさかプールの中とはなぁ」
隠してないじゃん、それ。
グレートとの合体技イベントとか、どうせ前線には出せない
ボスとかダイアナンAとかの参戦イベントのあと、敵も増援。
メカ鉄甲鬼てのがいわくありそうなんで、ゲッターで倒した
他はこれといって問題もなし。研究所は無事とりもどせたの
でした。
「どうだ? 甲児くん! 例のものは無事だったか」
「あ、ああ・・・あれは無事だったんだけど・・・無くなっ
てるものも・・・・」
*
「ブライ大帝、敗北しました・・・しかしこのようなものが」
「なに?・・・んごごぉ! なんだこれは! 肌もあらわな
鬼の娘がダーリン許さないっちゃーとあんなことやこんなこと
をする漫書本が・・・おぷぉぷぉぷぉ、こりゃたまらん!
ふふふ、やはり地上は制圧せねばならん! そして全てのラム
ちゃん本をこの手に」
「百鬼ぶらぁぁい!!」
・・・・ホントにそういう話が最近ならありそうだよな・・・
今日のお言葉「変わらなくていいんだよ。周りだって変わってない
んだから」
で、それだけ進化したはずのバリアシステムの
技術は供出してくんないの? とも思うが。
追記:{風子ヒトデ責め}・・・そのものズバリは
ともかく類似品はいくらでもあるだろ