「雲の向こうに約束の土地がある・・・・」

  それが不毛の砂漠だったとしたら詐欺と
  ちがうのかなぁ・・・誰とは言わんけど。

第25回「おーい雲よぉ、どこへ連れて行くねん」

 あんまし軍とかと関わりたくないなぁって愚連隊系と
ザフトに協力する一応軍人系に分かれる。これは選択じゃ
なくて、主人公による分岐らしい。当然暑苦しいオッサン
は愚連隊。
 
 愚連隊は愚連隊だけにレントンなんぞイヂメながら
リフ(空中サーフィン)やろうぜ、なんて言ってる。
 まぁ、軍だろうがヨタもんだろうが人が集まればイヂメ
はあるよねぇ。
 「おい、レントン、パンかって来い」
 「ここはコンビニで、ぼくは店員なんですけど」
 「ちぇ、使えないやつ」
 何がしたいのかわからない・・・ま、イヂメたいだけ
なんだろけど。
 それでも、恋するカノジョのためにがんばってます、
レントン・サーストン・・・ノリとしてはスポーツ漫画
なんだねぇ。

 で、良い波が来るとかいってリフのポイントに向かって
いるとでっかい雲がある。
 「ラピュタ・・・」
 「龍の巣・・・」
 「バリケーン・・・」
 以上薄い人順の感想でしたが、そのどれでもない。
コーラリアンとかいう謎物体で、その奥に何かがあるらしい。
 何かって何? と聞いても、例によって今は言えないんだ
そうな。

 何かは言えないながらも、そこにエウレカを送りこまんと
いかんらしい。支援のために全員出撃すると、タイミング
良く、連邦軍も出てくる。エウレカ7系の敵ばかりなとこ
見ると、狙いはやはり雲。
 敵自体はチラムについでもろいんで、軽く一機落とすと、
敵の主力、アニメじゃギリギリ薬中少女アネモネさん率いる
連邦軍。アネモネさん以外はさっきのモロいのと大差ない
んで、苦戦はしない。
 熟練度獲得条件は全敵を掃討してからアネモネ撃墜なんで
ニルヴァーシュだけを狙ってくるアネモネは回避しつづける
集中かけとけば楽勝。

 「あんた、なんか嫌い! 初対面だけど嫌い!」
 「どうして? 下僕持ってるから?」
 「そんなもん、ワタシも持ってるわよ!」
 「食べても太らないから?」
 「わたしなんか、ジャム瓶ごと舐めても太らないわよ!」
 「おじさんキラーだから?」
 「おじさまならわたしだって落としてる!」
 「わかった、露骨に同キャラだから」
 「みたいね・・・」

 そりゃあ、そんだけかぶってる相手が目の前にいれば
痛いだろ。 さっさと周り掃除して落としてあげよう・・・
とか思っていると、
 「天翅です。雲が天国っぽいんで、彩りに出て来ました」
 良く出るなぁ、お前ら。
 実際、天翅は小隊組まないからザコだけなら苦戦する敵
ではないんだけど、数が出てる。のんびり戦ってたのが
ちょっとあせる展開に。

 それでも、結局今回はアネモネを除くとザコばっかり
だったので、なんとか全敵掃討してエウレカでアネモネ
を落とす。
 「あなたとわたしは決定的に違うわ」
 「どこがよ!」
 「勝者と敗者・・・ふふふ」
 「きぃぃぃぃ!!
 アネモネ、ニルヴァーシュには原作通じて無勝・・・
お薬が悪いんだねぇ。

 雲に突入すると、みんな自分の心の闇を見せられる。
 「ううう、アポロがいるせいでオレはただのライバル
 キャラ・・・キートン山田系キャラ」
 「ブルメです・・・オレの存在感知りませんか?
 たしかあったはずなんです・・・でも無くしてしま
 って・・・」
 「デストロイって・・・ガンキャノンだよな・・・」
 「ネカマだったんだ・・・あのこもネカマだったんだ
 こいつらもネカマにちがいない」
 「ゴッドシグマの青いの担当です・・・声が美形じゃ
 ないよね・・・」
 「マリン・レーガンだよ! いいじゃないかよ!声
 似てるだろ! なんだよ! 決定的な艶がないってよ」

 ・・・気がついたら、100kほど離れたとこに
飛ばされてて、気がついたらティファさんがさらわれて
ました。どんな手口使ったんだ・・・。
 「ふふふ、シャギア・フロストです。悪夢に乗じて、
 かないみかって所詮お笑い用の声だよね、って言ったら
 なにおー!! とか言ってとび出してきました」
・・・たしかに、なにおー!! のほうが、かないみか
っぽいよな。

 今回のお言葉「雲の向こうは見えないから天国が
        見える。見えてしまえば何も無い」

   見えないからって存在しないものは存在しない
   んだよ。欲しけりゃ自分に見えてる場所に
   自分で作るしかないんだよ。

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