「いよいよ大学も卒業だね、４月からどうするの？」
「はい、別の学部に入学します」
「大学何周する気なんだい・・・・」
自分探し１６年生・・・結構いるよ。
第２１回「終着駅は始発駅」
ヤーパンの天井もエクソダスゴール目前。
なんでも、一定範囲から逃げ切れば、それ以上追わない
のがシベ鉄の暗黙のルールなんだそうな。広範囲に影響圏
を広げすぎると薄くなって管理体制に無理が出るからこれ
は正しい。しかも、エクソダスを成功させた都市とは今後
純粋に輸送業で営利目的の付き合いをするってんだから
したたかだねぇ、土地ころがしと投資で身を持ち崩した
どっかの鉄道王一族も見習ってほしいもんだ。
でも、それだけに最後の防衛線はシベ鉄の戦闘部隊に
とってはプライド（と出世）をかけた決死の戦いとなる。
どえらい数がこちらの進路に布陣してます。
こないだの心を読むオーバーマンの人とか、ティンプ
さんとか。
「で？ 今日もどこぞの少年追い詰めてコクらすのか？
ＰＮウンコきばってるような声君とか、ＲＮチーマーの
新人いじって君からもリクエスト来てるぞ」
「故障しちゃって、それどころじゃないのよ！ 読めて
も一人が限界ね」
ってんで、読んできたのがゲイナーくんの小隊にいる
間違ったニンジャマニア、ガウリさん。
「うう、ワシはエクソダスに賛成の反対するゲイナー
のパパとママをヤットコで殺したのだ。これでいいのだ」
・・・良くはない
「なんだって！？ ガウリさん！本当なのか！？」
「うう、すまんウソなのだ。本当はタマゲタで頭を
かち割って・・・」
なんにせよ、殺したらしい。で、激怒するゲイナーくんと
覚悟決めてあだ討ちを受けるつもりのガウリさんの間に
割って入るゲインさん。
「ゲインさん！ 邪魔をするんですか！」
「いや、撃墜される前にオレが貸した天才バカボンの
本だけでも回収しとこうとおもって・・・」
「リスペクト率の高い本なのだ」
約束をまもってコケる心を読むオーバーマンの人。当然
ゲインさんはその隙を見逃さず、イベントでしか使えない
超長距離射撃で心の人を撃墜（当然根性で復活するが）
「ゲイナー、話はあと！ とりあえずあいつを倒すんだ
ニャロメ！」
「あんたはモーレツア太郎かい・・・・」
で、戦闘再開となるんだけど、敵に一機増援。なんか
謎の少女が乗った不気味なオーバーマン。こいつを落とす
ことが勝利条件らしい。本隊進攻方向からそれた場所なんで
結局あとまわしにはなるんだけどな。
もう一人のボス格ティンプさんはランドシップに乗って
るんで、オーガスなんかのリアル系であぶってギャリアで
トドメを刺す。さほどのエピソードもない。ガバメントに
乗り換えて再登場するも、これもさほどのことはおこらず
撃墜。
「話の本筋にからまないもんなぁ、おれたち」
「うがが・・・添え物のベラマッチャ」
ココロのボス・・・じゃなかった、ココロのオーバーマン
をゲイナーで落としたころには、不気味なオーバーマンも
こっちのケツに食いついて来て、足の遅さから戦線到達できて
なかったスーパー系機体の必中波状攻撃で落とす・・・と
涌いて出たのは
「天翅ざんす」
ザコ天翅軍のみなさん。疲れきったとこにこれは辛いな。
こっちの増援に３機接近する機体があるってんで、アクエリ
オンかと思いきや、３機合体の元祖、ゲッター・・・いや
ゲッターＧだから２代目か。
「ゲッターチームだ！ 助けにきたぞ！」
「だったらそんな前線から遠いとこに着地するなよ！」
実際、主戦場からは離れたとこへの出現だったんで、
ゲッターは一機の天翅も倒せませんでした。みんな自前で
落としました。
「おう、なかなかやるようになったじゃないかベンケイ！」
「そうか？ ぶわはははは・・・」
・・・お互いを許しあう一番悪いタイプの仲良しさんだな、
キミたち。
とにかく、天翅を全滅させたところでエクソダスは成功。
目的を果たしたゲイナーくんたちだけど・・・
「ガウリさんはどうするんだ？」
「罪を背負ったまま生きてもらうことにしたよ」
実際はアデット姐さんにホレられて生涯の牢獄に入りそう
なんだけど・・・。
で、ゲイナーくんは
「ボクはボクのフェナリナーサを見つけるんだ」
てんで今後もみんなと一緒に戦うことに・・・フェナリ
ナーサのとこはエクソダスでも青い鳥でもガンダーラでも
いいです。要はモラトリアムする！ と決心したことで、
座右の銘は「明日からがんばる」・・・・まぁ今日は漫画
でも読んどけや・・・ＢＣアダム貸そうか？
今日のお言葉「人生山手線」
終点はないこと。思い切って乗り換えないかぎり
どこへも行けないことの意。 でも一通りのもんが
揃ってるからあえてよそへ行かなくてもいいかなぁ
という意味もある。
ネトゲしててもいいやんかなぁ？ ゲイナーくん。