「童貞のまま30歳になると妖精さんになれるんだ」
 「夢の精、ネテドッピュか?」

   そんな不幸なもんにはなりたくないなぁ

第29回「カノジョはマッドメン」

 チラムだのザフトだのと追撃者も増えてきたんで、どこぞの
洞窟に隠れることに。
 最近、ニルヴァーシュと仲がいいレントンくん、どっちに
ヤキモチを焼いたのかエウレカさんは機嫌が良くない。
 「メカとのカップリングはこないわ・・・」

 まぁ、メカ妄想は男の独壇場だろう。腐女子には入れぬ最後の
聖域よ。
 「そうよね、戦闘機に裸のおねえさんを描く生き物だものね。
 絶望した! メカとおにゃのこの絡みに発情する男に絶望した!」
 エウレカさん家出・・・・理解できないなりに謝って来い。
レントン。

 敵は特異点レーダーを持っているらしく、桂木桂くんのいる
ところを襲ってくる。
 「どういうレーダーなんだ?」
 「いや、単に女性がなんらかの被害届だしてる場所をたどってる
 だけなんだが・・・」
 ・・・いまさら桂くんに絶望はしない・・・最初から望みなんて
ないから。

 レントンくんが洞窟の奥に入っていったエウレカをつれて帰る
まで脱出もままならないってんで、とにかく戦う。弱いぶん、獲得
資金も安いチラムはやだなー、とか思ってたら、アネモネさん
率いる連邦軍が増援に登場。こいつらもさほどに強くはないし
資金も高くない。まぁ、おやつがわりにつぶすか・・・なんて
いい気になっていると、

 「キラ・ヤマトだよ! 妄想して!」
 ・・・キラくんとアークエンジェル、無改造の機体で敵近くに
登場・・・無改造だけどね、落ちたら修理費はこっち持ちなんよ?
 (ちなみに、今回、戦闘にロヂャーが出ていると交渉術で
  修理費をタダにすることができる・・・普段の無能っぷりが
  ウソのようだ)

 キラくんには集中をかけて、アークエンジェルには敵が行かない
ようひきつけてもらう。なんとか味方に合流させて後陣にまわさん
とな・・・今回こういう展開多いぞ。

 唯一の強敵であるアネモネさんが動かないのをいいことに、
周辺の敵から潰して、アネモネさんには精神コマンド攻撃。で、
撃墜。さほどに名前持ちの敵が強くないのも今回の特徴。

 一方、レントンくんはというと・・・
 「エウレカ・・・なにそれ?」
 「泥パックよ。これでン・バギの守護を得て精霊になるの」
 「なんか泥と融合してるみたいだけど」
 「ああ、精霊度が上がってきてるのよ。マッドマンざます!」
 「いや、それちょっとちがうマッドマンだし・・・とにかく
 帰るよ。ほら」
 「ああ、なにするざます! 異教徒ざます! 大地母神ファー
 ファの怒りを知るざます!」
 「はいはい、無理して不思議少女演じても今さら人気上がらない
 から・・・」
 「うわぁぁぁ! どうせ途中から人気下降の一途だったよう」
 ・・・不機嫌の真実はそれだったらしい・・・

 なんとかエウレカをつれて戻ってきたレントンをとりかこむ
連邦軍の伏兵。
 「今こそン・バギの力を見せるざます!」
 なんの力かは知らないけど、ニルヴァーシュ必殺のセブンス
ウェル発動。 味方は逃走、敵は全滅。自然の神もバカにした
もんじゃないねぇ。

 エウレカさん、融合しちゃった泥がはがれなくて入院。
なんか、イヤな生物だったみたい。
 人の気引こうとぐれてみるのは今どき逆効果よねぇ。

今日のお言葉「好かれたければ好きになれ」

  ツンデレだってデレがなければイヤなやつよ

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