「鷺と蛤がケンカをしている・・・この隙に両方を
 いただいてしまおう・・・・」

   ・・・・鷺、嘴についた蛤をハンマーにして
   漁夫の脳天を強打。その勢いで割れた蛤を
   美味しくいただく・・・・漁夫の利を狙うと
   往々にしてこういう目に合うのでご注意を。

第51回「鬼は黙っとれ!」

 風見博士がエルダー軍率いて攻めてきた。
 「わはははは、わしはエルダーとともに宇宙を支配するのだ」
 先に宇宙支配して、戦力増やしてから地球に手を出せば良か
ったのにねぇ。
 「手始めに、ゴッドシグマとZEUSUを滅ぼしてやる!」
 ・・・・レベル1でゾーマにケンカ売るようなマネだなぁ。
感情のまま行動するのはキ○ガイ博士じゃなくて凡俗のやる
ことですよ? 
 一方、同伴して攻めてきてるのはスカルムーン連合組んでる
ベガ大王。今回いたのかいないのかわからないくらい存在薄い。
ガンダル将軍なんか、ウチがとったルートじゃこのマップが最初
で最後・・・しかも落とすまで気がつかなかった。
 当然、大王自身も自ら前線に出るほどテンパっている。

 でも、さすがに風見博士のテコ入れ付きらしく、敵の性能が
一回り上がっている・・・2,3段階改造した感じか。
 ザコ小隊相手でも、改造レベルが低い味方だと精神コマンド
のお世話になる。

 とりあえず、各個撃破しようってんで、ベガ大王の方向に
進軍。エルダーは反撃で削るくらいにしとこう。
 「ええい、うらめしやデュークフリード! わが軍を壊滅
 させ、娘まで奪うとは・・・・」
 「ふふふ、しかもボクには本妻がいるので、娘さんは愛人
 なのだ。3つのスペイダーと合体しまくりなのだ。しかも
 3機目のにはボスが乗ってるのだ。」
 「きぃぃぃぃ!! ボスくん、口調がカマっぽいと思ったが
 やっぱりぃぃぃぃ!! うらやましやデュークフリード!」
 「さらに今回は次男、三男、従兄弟と合体なのだ!」
 ファイナルダイナミックアタック発動・・・ゲッターが
真じゃないんで迫力はイマイチなんだけどね。
 ちなみに、謹厳実直な長男大介、冷静厳格な次男鉄也、奔放
単純な三男甲児てのがぴったり来ます。ゲッターは従兄弟ね。

 ベガ大王、割と簡単に撃沈。母艦の建材、風見に持ってかれ
てたんじゃないか?

 で、その風見に向かおうとすると・・・・
 「ふふふ、アホウどもが程よく戦って消耗しとるな。ここは
 弱い方に肩入れして、一方を平らげた後、その弱い方を滅ぼす
 のがかしこいのだ・・・・おい、どっちが弱い?」
 百鬼帝国ブライさんの巨大要塞島出現。
 「お前の頭が一番弱いわい!」
 一応、弱いほうであるエルダーに肩入れしようとした百鬼帝国
のド真ん中に溜まりきったレントンがいる。
 一撃必殺。百鬼帝国出たと同時に8割が消滅・・・やっぱ
 「・・・・強いほうとオトモダチになるべきでしたね・・・」
 わかった時には遅い。漁夫の利を得るためには、鷺とか蛤クラス
でないとダメ。ヒグマが蟹に手を挟まれてるからといってチャンス
だとか思ったら死ぬ。
 百鬼帝国、そこそこ気力の上がった軍団の前に素で登場したため
高威力の必殺技連発されて壊滅。
(味方のほうでもゴッドΣグラヴィオンとかいうパチくさい名前
 の機体に乗ったサンドマンが出てきたけど、まぁさほどに強くも
 ないんで、あんましふれない)
 
 んじゃ、次こそ風見・・・ってとこにまた敵増援。
 ビッグ・デュオに乗った変人アランさん。これもまたなにかで
テンパってるのか、単機で登場。
 「・・・・勝つ気あるのか? おまえ・・・」
 「ふふふ、貴様らは連戦で傷ついている。下手な部下を連れて
 きても気力やレベルのエサになるだけ! よって強力な機体
 単機で来るのが正しいのだ!」
 「・・・いや、その連戦で気力もうMAXだし・・・」
 「メガデウス、そんなに強くはないし・・・」
 「え? そうなの? 」
 そうなんです・・・多少硬いくらいで運動性も火力もさほどでは
ないんです。グシャっと潰したあとは、イベントでビッグ・オーの
新装備で止め。発動OSはドロシーさんの中にあったらしく、誘拐
からあっさり帰ってきて、戦場を平然と走ってビッグ・オーのサブ
パイロットにおさまりました・・・・とてもクセのある精神コマンド
です。

 「えーと・・・風見だけど・・・そろそろ・・・」
 「ああ、帰っていいですよ」
 「じゃ、なくて! 戦わんか!」
 「でも・・・もう反撃で潰してそちらの兵力ないし・・・」
 「あんたの戦艦しかないし・・・」
 「戦艦弱いし・・・」
 「・・・・・そうだね・・・帰ろうかなぁ・・・」

 一応そんなもんでも金と経験なんで落とす。
 「うう・・・ボクおうちかえる」
 もはや博士がとれてただのキ○ガイとなった博士、逃げ出した
先でゴッドシグマチームに捕まり、テラルさんに刺されて死亡。
 「うおおお・・・博士族の最後じゃぁぁぁ」
 ・・・実際、このあとのアニメでは博士然としたキャラはあまり
見かけなくなる。本当に裏切るなんてことをしないとキャラ立たない
くらいテンパってた種族なんだねぇ・・・
 んで、マップは終わったと思ったら・・・・

 「わはははは、ヒューギ・ゼラバイアである! まぁRPGでいう
 とこの、あのお方だと思えばよい。わははは」
 「・・・この種族も滅亡したと思ってたんだけどなぁ・・・」

 ゼラバイアの長、ヒューギさん、巨大立体映像で世界に宣戦布告
鷺と蛤に大同団結うながさんでもなぁ・・・どうやらあんまり
考えるとかしない人らしい・・・次はこのおっさんと戦います。

今日のお言葉「流れている川に飛び込むのは危険」

  事態が進行中のとこに割り込んでも得られるものは無く
  危険なだけです。そこの偉い人、わかりましたね?

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