「言葉は嘘をつく! 拳で語れ!」
 「必中熱血パーンチ!」
 「・・・なんか拳がウソついてたような気がする」

   ・・・拳だってウソつくよ? てぇか大抵の 
   拳はウソのために振るわれるし・・・

第36回「逆ジャンプ現象」

 今回は前後編といっていい構成なんで、2つのマップ
一緒にやっちゃいます。

 前半は連邦軍とフロスト兄弟相手の戦い。フロストさん
といえば、お互いに防御しあったり、精神コマンド使いまく
ったりと今までウザい人たちだったんだけど、今作では
そういういやらしさがない。普通にHP高くて面倒なだけ
の人でしかない。
 「だって、シャギアって自分のパンツに名前書くんだもん
 いままで、どっちがどっち使ってもよかったのに」
 「だって、オルバがはいたあと、ヘンなところにシミが
 出来てるんだもん」
 ちょっと仲が悪くなったらしい。理由は知らないが。

 で、連邦のほうでも、今回お飾りの名前持ち(別に勝利
条件でも、なんらかのフラグでもない、名前もってるだけ
のユニット)をおしつけられることが多いヤザンさん。
 こいつも、今までは仲間同士援護しあったりしてたんだ
けど、今回はバラバラ。
 「トリオだったのに、ヤザンさんったら、自分だけお笑い
 に転身してZZで生き残ろうとしてさぁ」
 「だーかーらー、アレは失敗したじゃねーかよ。存在
 自体が自然消滅させられてよぅ・・・芸風だってティンプ
 のパクリでしかなかったし・・・」
 かなり仲が悪くなったらしい。

 だもんで、こいつら倒すのは意外と簡単。ぷっちんぷっちん
道なりに潰せばいいだけでした。仲ようせんといかんよ?

 本番はそのあと。さぁ、もう敵の増援も出ないし帰ろう
とか言ってると、出ました。敵増援・・・てのかなんてのか、
ZEUSUの残り半分。
 「ネットで見たぞ! お前ら、あちこちで悪いことしてる
 らしいな!筑紫哲也が言ってたぞ」
 「お前らこそ、テレビで悪い評判流れてたぞ! みのもんた
 が言ってたから間違いない!」
 ・・・純朴な連中だなぁ・・・1媒体の情報鵜呑みにする
なよ。
 もっとも悪い噂だけなら素行上問題多い連中なんで、さほど
問題にならないはずなんだけど、今回ZEUSU(残り半分)
がやってきてのは、こっちに同行しているアークエンジェルを
拿捕するよう、ザフトの命令を受けているからで、こっちとし
ても存在がようわからんながら一応仲間なんで、ホイホイ渡す
わけにもいかない。
 「仕方ない! ここは拳で決めよう!」
 「話し合う頭もないしな」
 スパロボ史上でも珍しい、味方軍内紅白戦の始まりである。
もっとも、精神コマンド使用可のこちらに対して、あちらは
使用不可ってハンデを除いても、なんか弱い。
 考えてみりゃ、こっちのが金かけて鍛えた機体が多いんだ
から当然。パイロットの育成だってやってるしな。
 これは楽勝か、とは思ったけど、やっぱ仲間とケンカする
のは気分悪いんで、勝利条件である、シンのガンダムの撃墜
一本にしぼって、一騎打ち状態のキラくんにがんばってもらう。
 「お前がステラを殺したんだ!」
 「えーと・・・ステラってダレだっけ?」
 敵味方入り乱れて登場人物が多い今作、キラのハロよりゆるい
頭で覚えてるわけもない。
 「なんか絵的に特徴は?」
 「種キャラにそんなもんあるわけないだろ!!」
 うん、ワタシも最初カガリがおかしくなったんだとばかり。
 勝負は勿論、精神コマンド有りのキラくんの勝ち。
 そのあと、キレたシンくんにイベントで落とされるけど、
アークエンジェルともども、あざといまでのやられたふりで
逃亡。ケンカの大本がいなくなったんで、両ZEUSUも撤退。

 撤退前にようやっとダイファイターで登場した万丈が、連邦
の増援を追い払ったりしてくれたけど。えらい遅い登場だなぁ。
 
 万丈といっしょにやってきたオルソンさんが仲間に加わって、
みのもんたがウソをついていたと解説してくれた。お互いニセ
情報でケンカさせられていたらしい。だから、ニュースの裏は
取ろうよ。裏が取れないニュースはさらに信じらんないし。

今日のお言葉「ググレカス」

   みんなはスパロボさんたちみたいにアホじゃないよね?

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