「国のおたっしです。研究所を研究中のエネルギーごと
 引き渡してください」
 「断る!」
 「しりませんよ? 未来にゴネ得とか言われますよ?」
 「・・・ダメージ受けるのは言ったほうじゃん」

    自滅しつつある日●組はともかく、それ以外
    はまずかったねぇ。

第22回「ガキのつかい」

 ロヂャーの業務日誌「今日も失敗」

 いつもの如く、ネゴシエーションを失敗してドロシーさん
に言い訳をするロヂャーさん。今日のはいいんだよ。目的は
敵の懐から内情を探ることなんだから! ということらしい。
 国のおたっしで早乙女研究所をゲッター線研究の成果ごと
引き渡せってことらしいが、どうもその国ってのが怪しい。
 そこでロヂャーくん、あえて雇われてみたらしいんだが
 「ガキの使いもできんやつとは思わなかった! クビだ!」
 「ああ! 不当解雇だ! 断固抗議するぞ!訴訟するぞ」
 「いや、口頭弁論でお前に負ける気は、なんかしないし」
 「うう、ひどい、鬼や! あんた鬼や!」
 「ぶぁーれーたーかー」
 国は鬼でした・・・・そんなの誰でも知ってるじゃん。

 「え、今、鬼やってんのだれ?」
 鬼が逃げたあと、やってきたのがアポロくん。どうやら
3体合体の元祖のところへ特訓を受けにきたらしい。
 「・・・で、裸足で鬼ごっこか?」
 「ウチの司令の特訓はバラエティ番組見て思いつくらしい
 から」
 頭にチキチキがついたりするらしい。

 んで、それなりに特訓も楽しんでるアポロくんと違って
根が真面目な麗花さんはかなり落ち込んでる。
 「ああ、私は不幸だわ・・・なんで市販の麺つゆの味なんて
 当てなきゃいけないの? おまけに間違えたらチ●コマシン
 ・・・チ●コもないのに・・・」
 まぁ、かなり不幸なんだろう。ロヂャーが交渉決裂させた
おかげで攻めてきた連邦軍をアクエリオン・ルナ一機で迎え撃つ
ことに。(一応レディコマンドがいるけど、改造もしていない
スーパー系の支援機なんか、危なくて前線に出せるかい)
 しかも不幸なもんだから敵の攻撃が必ず当たってしまう。
 集中持ってても意味がない。

 さらに不幸なことに味方の増援で出たのは、ビッグオー。
もっとも、これは敵の増援で出たビッグデュオに対応して、
だからアクエリオンの助けにはならない
 「ああ、もっと役に立つ味方が来てくれれば良かったのに
 不幸だわ」
 「うるさい、なんだったらネゴシエーションでもいいんだぞ」
 「・・・ああ、まだ極限までの不幸じゃなかったのね」
 不幸に底なんかないよ。ほら、ロヂャーがネゴシエーションと
口にするだけで敵の増援が・・・天翅軍と百鬼帝国がまとめて。

 「うきぃぃぃぃ、だったらこの不幸を力に変えて敵にぶつけて
 やるぅぅぅぅ」
 あまりに追い詰められて切れたらしい麗花さん、新必殺技で
天翅一発撃沈。マイナスとマイナスは使いようでプラスになる
って例らしい。味方本隊の増援もやっときたんで、あとは力を
合わせまっしょい。

 百鬼はまださほど強いユニットを出してきていないし、天翅軍
は小隊を組んでないんで、実質3対1の優位で戦える。
 問題はビッグデュオだけなんだけど、メガデウスは敵味方とも
とにかく鈍い。ゲイナーとかエウレカなら無傷で勝ててしまう。
まぁ、止めだけはフラグあるかもしれないんでロヂャーにまかす
として、あとはどれだけ稼げるか、だな。
 (実際、ビッグデュオを倒すと、何故か天翅軍が撤退してしまう
 ので、リセットして延々天翅倒すまで待っててもらった・・・
 逃げろよ・・・あとHP3ケタなのに)

 で、敵を全部たいらげてマップ終了・・・した時点でこんどは
ボスがやってきた。光子力研究所が敵に乗っ取られたらしい。
 「よし、まず私が交渉にあたろう」
 とかぬかした黒いものはドロシーが瞬殺してくれたんで、次は
みんなで光子力研究所に出撃。黒いものには武力で役にたって
もらいまっしょい。

今日のお言葉「でもロヂャーの交渉力は日本の国家機関並なん
       ですよ(糸色 望)」

   なんでそんな絶望的なこと言うんですか。
   
   絶望先生だから。

« 戻 る | トップ | 次 へ »