アルバイト募集。年齢、経験、学歴、前科
一切問わず。

 「・・・でも、今来たやつってこないだまで
  敵だったんじゃ・・・」
 「それも不問だ。人手がないんだ。腕が良きゃ
 それでいい」

   ・・・・・・・・・・・・・・・

 「で? なんで不採用だったんだ?」
 「以前撃墜したウチの地味な女性司令官の顔
 覚えてなかったから・・・」
 「・・・地味だからなぁ」

  ムーンレイスでは引き続き人材を募集して
  おります。

第14回「バイトくん」

 流れ流れて主人公、今回はムーンレイスに雇われて
おります。率いるは地味なポゥさんと・・・・
 「がんだむをげきついするでぃす!! なんでかって
 いうと、オレが赤いヤツだからでいす!! がんだむ
 はしろいでぃす!! あかとしろでおめでたいでぃす」
 のうがむしくいのコレン大尉。脳筋通り越して脳骨の
人です。
 そんなもんまで使わなきゃならないほどムーンレイス
の人手不足は深刻らしく、以前敵だったってのにあっさり
やとってもらえた主人公。出てきた敵がジャミルさん
率いる初対面のフリーデン組だったんで安心して戦闘
開始。

 とはいっても、こっちが動かすのはフリーデン組。
プレイヤーとしても初対面だし、当然無改造。苦戦必至
ですな。 
 エアマスターもレオパルドもすでに上位機に変更済み
その辺の話は女主人公のほうであったんだろうか? 
ガロードがこっちにいたのにそれはないと思うんだけど
なぁ。
 でもそれで強いわけでもないのがにぎやかしガンダム
の辛いところ。
 「がんだむはしろいでぃす。しろくないのはにぎやかし
 でいす。ふぁあすとでいうとがんきゃのんとかでぃす
 やるきがうせたのできんとれしてくるでぃす」
 脳骨コレンさんにも見捨てられる始末。
 おまけに、暑苦しい主人公さんは暑苦しいからにぎやか
しガンダムにも手を抜くつもりはないらしく、ガンガン
攻めて来る。
 「ははは! 敵に(とも)とルビを振る世界では誰を
 ぶん殴るのもアリだぁぁぁ!!」

 幸い、すぐにアイアンギア勢とロランくん、ガロード
くんたちが来てくれたもんで・・・
 「おー、主人公、生きてたか」
 「え? いや、今のオレの立場で声かけられても・・・
 キモチの融通がきかない女司令官さんが見てるし・・・」
 「え?・・・・そうなの?・・・・ああ、あの地味な
顔した人・・・で、アレ誰?」
 「きーーーーーーー!!!!!」
 主人公、瞬間クビ。 しょうがないから味方陣営に。

 で、去るおっさんあれば来るおっさんあり。
 「しろいでぃす! がんだむでぃす!!」
 戻ってきたコレンさん。ターン∀とXがガンダムだと
認めたらしい。白いから。

 兵力が整ってしまえばムーンレイスはまだ怖い敵じゃ
ない。ポゥさんとコレンさんに集中して、あとの連中は
道すがらに倒しておけばいい。ひょっとしたら増援もある
かもしれんけど・・・あ、やっぱ来た。
 「シャギア・フロストです!」
 「オルバ・フロストです!」
 「わたしたちは! 増援です!」
 「それだけならばまだいいが!」
 「どっちか倒すのが勝利条件です!」
 ・・・ああ、暑苦しくはないがうっとうしい。

 ところが、今回のフロスト兄弟、以前よりなんか強く
ない・・・精神コマンド使ってこないこともあるけど、
以前のスパロボより味方に相対してパラメーター低い
ような気が・・・
 「HAHAHAHA、それはにぎやかしがんだむだ
 からでぃす!」
 ・・・そう言われればなんかそういう気も・・・

 で、オルバ、ポゥと落として最後にコレンさんを
倒すと(ガロード君のストーカー、エニルさんを説得
とかのイベントもあったけど、さほどに面白くもなかった
から記述はパス)脳骨コレンさん、まだやる気らしい
 仕方ないから、キエルさんコスのディアナさまが顔
出して
 「これこれ、コレンや、あれはガンダムではありま
 せんよ」
 「おう、ディアナさまでぃす! でもしろいでぃすよ?」
 「でもヒゲがあるでしょ? あれは判俊作です」
 「おう! なるほど! ヒゲがあるならばんしゅんさく
 でぃす! でも、あっちのは」
 「アレもちがいますよ。ほら、背中に×がついてる」
 「おう!! そうでしたか! がんだむでないなら
 ようはないでぃす! かえってきんとれするでいす」
 コレンさん撤退。こいつが隠しキャラだとしてもほしく
 ないなぁ・・・

 ともあれ、ようやっとメインチームと合流できました。
主人公以外に改造費と撃墜数与えることができるよ。

今日のお言葉「世界はほとんどにぎやかし」

  あとはともかく、レオパルドとエアマスターは
  にぎやかしだけどな・・・

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