「このエリアに立つだけで通信が可能になるんです。
 新企画のゲームをお楽しみください・・・ってエリア
 には何人はいれるの? あふれないかなぁ」
 「基本的には80人ですが、まぁ詰めれば100人は
 いけますよ」

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 「え?40人しか入らない? なんでよ」
 「それが・・・全員床に座り込んじゃうもんで・・・」

    アキバだと荷物でかいしなぁ

第38回「天翅と悪魔と普通のおっさん」

 連邦軍が独自開発した時空振動弾の実験しようとしてる
ってんで止めに行く。
 「あの輸送機に爆弾と連邦主席が乗ってるんだ。あれを
 落とせ! 他はどうでもいい!」
 「・・・なんで、爆弾の実験なんて微妙なもんに主席が
 出張って来てるんですか?」
 「・・・他はどうでもいいと言っただろ!」
 そのへんは主席さんの趣味なんだろ。自ら機動兵器で出撃
する艦長なんかザラにいる世界だし。

 んで、どこぞの陰気な谷で戦闘開始。出てるのは連邦軍
だけで、それほど数はいない。ただ、味方の出現位置からは
離れてるんで、お互い射程に入るまでには1ターン消費し
そう。ようやっと最初の一撃を放つころには・・・
 「異星人スカルムーン連合です。各陣営指揮官みんな来てる
 よー。連邦のおばかさんと一緒だねー」
 「いや、こっちの布陣のド間中に旗艦のバンドック出現
 させてるあんたらのが重症だよ」
 実際、バンドックのブッチャーさんは大量破壊好きらしく
マップ兵器バンバン使ってくるもんで、真っ先に落としたい。
フクロに出来る場所に出てくれたんで、喜んでフルボッコに
する。
 テラルとアフロディアの旗艦は道なりに潰せばいいとして、
 「わははは、百鬼帝国だ! わしらは賢いからブライ大帝
 ご本人が来たりはしないぞ! しかもちょっと離れた場所
 に余裕の布陣だ!」
 ・・・・無視する。

 なんせ敵の数が多すぎるじゃないか、このマップ。スカル
ムーンなんて結構HP多いロボット多いのに・・・とか言っ
てるところに
 「ふふふ、やはりアホどもよ。我々天翅軍なんか、広く
 バラけて布陣しちゃうぞ」
 ・・・他がしてないことってのはしちゃいけないことで
あることの方が多いんだよ? 首領の頭翅様もポツンと出て
るし。
 さらには、
 「アサキムさんチームからは紅一点ツィーネさんでーす。
 なんかみんな集まってるのに行かないのもなんだからって
 んで出てきました」
 3年奇面組の顔出し大会かい・・・

 ツィーネさんは目標である連邦軍輸送機よりもさらに奥に
布陣してるんで、百鬼軍同様無視。まずはどの陣営も無差別
に攻撃するスカルムーンと天翅をまず潰す。全部ウチのお金
だから。
 「えーと、どれがどれだっけ・・・」
 「怪獣みたいなのがスカルムーン。金がない3Dみたいな
 のが天翅。角がでかいのが百鬼。控えめなシルエットの
 くせに線だけ多いのが連邦軍。ツィーネさんとこはカラス
 しかいないから」
 MAP上のユニットだけで一応見分けはつくのがえらい。
 逆に言うと、ぱっと見見分けられない80年代のスーパー
ロボットの敵をスカルムーンで一括りにしたからなんだけど
ここが工夫ってもんだよねぇ。さすが長いだけあってスパロボ
は練れている。

 もう熟練度なんか無視してとにかく資金をかせぐことに。
強敵と言えるのは頭翅様とツィーネさんだけなんで、こいつ
らさえ潰しておけばあとはゆっくりと・・・と思って頭翅様
を集中攻撃で潰す・・・・と・・・あれ? イベントはじま
ってマップ終わっちゃったぞ?
 頭翅様の時空創造に爆弾も誘爆して時空混乱がまた起こって
しまった。ZEUSU(残り半分)もなんでか駆けつけて巻き
込まれてたけどね。

 いつの間にか頭翅様撃墜も勝利条件に入ってたらしい。
 ワラワラ出るから気がつかなかったよ。一応、頭翅様打つ
前にセーブしたんで、お金のためにやり直す。だってよぉ
ワラワラは敵だけじゃなくて、半分が合流した味方もなんだ
もん。

今日のお言葉「数を頼る戦はそうでない戦より知を要する」

   曹操が赤壁で負けたのもそれかもねぇ  

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