「わたし、人間とは戦えません!」
 「私もです!」
 「オレもだ!」
 「わかったわ、じゃ、お母さんがサクっと殺って
 くるから、自分たちでご飯作って食べててね」
 「はーい」

   偏った教育は偏った子を産むなぁ。

 スパロボW日記2007年4月6日

 『乙女のエナジー・見た目が命』

 やったら強いんで調子に乗った新生テッカマンチーム。
自分たちだけでラダム迎撃に出撃。
 たしかに運動性いいし、火力もあるんで、3機いれば
ラダムのザコくらいまかせられるんだけど、ボスクラス
にはどうかなぁ? なんせ耐久性は紙みたいなもんだし。

 心配したとうり、ボスとして敵テッカマン3機も出現。
どうやら外の星でラダムにテッカマン化された異星人
らしい。
 「テッカマンだムー」
 「早く終わらせて一杯やりたいムー」
 「無理矢理人間型になるのはきついムー」
 ・・・まぁ、どこの異星人かは置いといて・・・
 中身が人間だったら戦えないとゴネる仲良しテッカ
マンズ。半泣きで逃げ出す。
 仲良し倶楽部で兵隊は育たんわなぁ?

 基地に帰ってからも、非情の獅子の女王ルネさんなんか
からはイヤミを言われるけど、外の人は、まぁしょうがない
的な生ぬるい目。ここのチームで喜んでやってる人はいない
し、腰の据わった軍人気質の人は、やる気のないやつは最初
からいらん、だし・・・人が育たない団体だから、あちこち
の出来上がったロボット乗り、無節操に集めるんだねぇ。
 ・・・今にして思えば、ブライトさんって、その辺も
がんばってたのかもしれない。

 ほいで、ゴネてる間にも敵は来る。ラダム獣だけなんで
外の二人は出たんだけど、ドジっ子はまだゴネてる。
 だもんで、スペースナイツ司令のお姉さん、自分がテッカ
マンになって出撃!
 「司令! いつの間にテッカマンに!?」
 「こないだ記憶飛ぶまで飲んだときだと思うんだけど」
 テッカマンはラダム樹とかいう花に人間がのみこまれて
出来るんだという・・・カネゴンと同じ手口ですな。
 で、仲良しクラブ作ったお姉さん、仲良しなんだから
自分もテッカマンにならないとダメだ、とかいう理屈で
ラダム樹に飛び込んだんだそうな・・・やっぱ酔ってまし
たね?
 
 一方、そんな話とはぜーんぜん関係なく、イイ男に励ま
されて元気出したドジっ子、ルンルンと出撃。
 「さぁ、あたしやるっすよぉ!!」
 「おお!! 燃えてるな、ドジっ子!」
 「腰痛抱えて戦う司令に感動したか」
 その姿がさらに感動を生んだのか、光龍、闇龍姉妹も
テンション上がって、初めての合体に成功。
 ・・・掘り下げないほうがいい根っこってこういう
のを言うんだねぇ。

 んで、元気一杯戦うドジっ子。先だっての異星人テッカ
マンにも・・・
 「ぼるてっかー!!」
 ・・・・ちゅどん・・・・
 乙女の目はいい男で塞げますな。

 オーガンさんとこのイバリューダーなんかが増援に出た
けど、人も殺せる乙女にゃ正体不明の宇宙生物なんか的で
しかなく、こいつらもあっさり掃討。
 生命の尊厳も生殖本能の前には飢えたときのテーブル
マナーみたいなもんですなぁ。

 今日のお言葉『いい男のためなら空を飛ぶことだって
        湖の水を飲みほすことだって出来るさ』

  ・・・千と千尋ですな・・・

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