「これからはな、大きく儲けることだけ
　考えてたらあかん。小さい商い数こなして
　儲けるんや。わかるか？　マリーメイア」
　「はぁ、ウチでは大きい商いはムリなんや
　いうことは良うわかりました」

　　　どっかのフランチャイズが精一杯
　　　でしたな。

　スパロボＷ日記２００７年３月２６日

　『宇宙の９９ショップ』

　前回、九十九くんが殺されて、国連事務総長
の存在感でかいばぁさん（どの作品の人か知らない）
なんかが出張ってきているスペースコロニーに
マリーメイア軍襲来。
　なんでもコロニー落とし、やるんだそうな。
　「ふふふ、よその資産ででっかい商い、コレだっせ
　お嬢」
　「それ普通ドロボウって言わないか？　デキム」

　マリーメイアの実質司令官、デキム・バートン
って人はトレーズ閣下のあとを継いだ、ウィング
ガンダムの敵役らしいんだが、なんてのか、
シャーキンのあとの巨烈兄弟ってのか、ガルーダの
あとのダンゲル・ワルキメデスってのか、とにかく
お猪口並に器が小さいらしい。どうせ戦闘機体に
かける金もケチってたんだろ。
　「ナニを言う！　これでもケチかー！！」

　・・・いやぁ・・・リリーナさんと国連事務総長
救出のため出撃した味方軍の前に出して来ましたな。
今回の敵最弱のトーラスとサーペント。
　唯一、色気のある機体はウーフェイのガンダム
だけ。これは説得出来ないんで、多分ヒイロで落とす
のかなぁ、と思って止め寸前で置いておいたら回復
アイテム使いやがんの。
　一方、トーラスとサーペントは一定数を切ると
ドンドン補充が来るらしい・・・あれ？　ひょっと
して、コレ、ウーフェイ落とすまで湧き続けるのかな？
　だったら落としちゃダメだなってんでウーフェイ
放っといて、ひたすらザコをおとす。
　「そぉれ！　メカのモトじゃぁぁぁ」
　「ぞろぞろぞろぞろ・・・」
　戦は数じゃない・・・こともないんだけど、当て
られないかわせないの機体はいくら出しても数には
ならんだろ？　そりゃあ、儲けるこっちとしちゃ
そのくらいやってもらわんとトーラスじゃ割合わん
けどな。

　普段使わないデュオのマップ兵器とか（範囲デカ
すぎて味方巻き込むんだ・・・今回みたいに弱い敵
ワラワラでないとデュオは突出出来るほどには強く
ないし）ヒイロ、Ｄさんのマップ兵器に祝福をかけて
一挙に落としていく。
　一人一人はちいさな額だがみんなあわせりゃ蔵が
立つ。いいねぇ、どんどん出しておくれ。
　ウーフェイはその間、簡単には沈まないナデシコ
のＤフィールド、カンカン叩くのに専念してるし。

　で、まぁさすがにこれ以上稼がれてはあとで自分
らが困ると思ったのか、木連さんたち、巨大戦艦
率いて登場。まぁ、メインディッシュ？　まだ別腹
で入るわよ！
　「えー、リリーナです・・・ぷるるん」
　「うおおおお！！　リリーナさまともあろう人が！」
　「ここまでおやりに・・・平和にかける思い、
　　たしかに受け取りましたぞー！！」
　・・・木連撤退・・・女がすることなら何でもいい
のか、おまえらは・・・

　なんか、どうでも良くなったのは木連だけではない
らしく・・・
　「うおおお、リリーナまでが・・・オレは間違って
いたのか！　人類は戦いよりぷるるんなのか！！」
　「そりゃぁ、ぷるるんだろ？」
　ウーフェイ、混乱して撤退。増援もストップ。ちぇ、
まぁ、ウイング勢でぷるるんに抵抗できるのはデュオ
くらいだろうけど・・・

　「ああ！！　ヒイロがバスターライフルをコロニー
　に向けてるぞー！！」
　「・・・リリーナがぷるるん・・・リリーナが
　　ぷるるん・・・ブツブツブツ・・・」
　最も抵抗力のない男によってコロニー撃沈。地球
への落下はくいとめられたそうな。
　「おい、ヒイロ、冷静になれ！　リリーナには元々
　ぷるるんは無理だろ！」
　「ちょっとムカツクけど、デュオの言うとうり、
　さっきのはヌーブラよ！！」
　「・・・了解した」
　「・・・その、思いっきり了解したって顔はなによ！」
　ヒイロの暴走もなし。一応マリーメイアはいたのか
いないのかわからないうちに壊滅。儲かったからいい
けどね。

　今日のお言葉『薄利多売の花は人の汗で咲く』

　　・・・正直、ダレる戦いではありました