「いいこと? 動物にはね、なめられたら終わりなのよ!」
 「いえ、凱さん、動物っていってもブルーライオンは
  ロボットで・・・」
 「おだまり! なによ! 訓練だっていうのに香水なんか
  つけて! あたしらの香水は動物の糞尿なのよ! さぁ
  ぬったくりなさい!」
 「ひいい! これはただの廃油とグリスですってばぁ」
 「そんなことを素で言ってる間は絶対動物ロボットになんか
  乗れないのよ! さぁ、ぬったくれぬったくれ」

   ・・・素になったら出来ないことってあるよね・・・

 スパロボW日記2007年3月18日

 『姫調教』

 前回でしんだ銀ちゃんに代わってゴライオンに搭乗を決意
したファーラ姫だけど、肝心のブルーライオンが動いてくれ
ない。なにか気にいらないことがあるらしい。
 「女になんか乗られたくないのよ! フン!」
 ・・・て問題ならわかりやすいんだけど・・・

 それでも気が立ってるってのか疳の虫が出てるってのか、
戦闘モードの姫さん、シミュレーターで特訓の毎日。
 「でも機体が動かないんじゃ、訓練したって意味ないだろ
 体壊すまえにやめさせたほうが・・・」
 「・・・シミュレーターのボイスレコーダーだが、聞いて
 みるか?」

   「どぉおおおおおらぁぁああああ!! 死ねやぁあ
    おまえか!! おまえらか!! ウチの使用人
    殺ってくれたんわぁぁぁああ! エンコ詰め!
    エンコ詰めぇぇえええ!!」

 「・・・発散はしたほうがいいな・・・」
 「だろ?・・・」

 ってんで、ムチャな特訓を誰も止めない。凱くんなんか
鬼コーチになってしごいてる。こいつ意外とドSだからな。
 自分までヘトヘトになるまでやるってのは行きすぎだった
とは思うが。

 んで、一方冷静に、なんでブルーライオンが動かない
のか調査してる技術系の人がアメリカで調べてみようとか
言い出して、一同アメリカへ。 途中に敵の反応もあるんで
ついでに叩いて行こうってことになった。

 敵はラダムさんチーム。とはいっても敵テッカマンはまだ
出てないので足回りのいい機体であぶって落としていく。
最初から本隊出撃なんで思いどうりのシフトで戦っていける。
 出撃不能はヘトヘトのGGGとゴライオンだけ。
 サイズのちいさいラダムは結構当てにくく、かわし辛いん
で集中は要るんだけど、まぁ苦戦はないわな。

 で、そうこうしてるうちに敵テッカマン登場。しかも3機。
んで、Dさんの妹である少女テッカマンも出たんだけど、
コレは第3勢力として出現したゾンダーにとりこまれて
ゾンダーテッカマンに・・・絵は偽者GGGだけどな。
 「おおおお! 妹ー」
 「安心しろDさん! オレがぐりぐりしてもぎもぎして
  ぶっこぬいて助けてやる! ふふふ」
 「凱・・・ヘトヘトで目の下にグリズリークラスのクマ
  作ってるのに・・・」
 ・・・どうしてもぐりぐりしたいらしい。

 「・・・戦うってああいう無軌道なテンションがないと
 ダメなのね」
 それを見ていた姫は悟る。戦いは趣味だと。オキレイな
こと言ってないで、ぶっちめたい放題、ぶっちめりゃいい
んだと。
 ・・・ものかげから見ていたホネルバさんが恐怖で逃げ
出すほどに。(実際は光って飛ぶ子供、護くんにビビった
らしいけど)

 んで、コイツも恐れをなしたのか、ようやっとブルー
ライオン起動でゴライオンも出撃。よかったぁ。敵のボス
4機だから幸運、祝福持ちが合わせて4人ほしかったんだー

 で、やりたい放題に敵のテッカマンを必中攻勢で叩き、
ゾンダーテッカマンを沈める。精神コマンドあれば辛い
戦いってほどじゃない。
 「へへへ、それじゃ、ぐりぐりするぞぉ!」
 「凱くん、いつも生身でやってちゃ体が持たない!
道具を使いたまえ!」
 ってんでゴルディオンハンマー出撃。
 「おおお、これで打ちこんで、ねじこんでぐりぐり
えぐるのか!!」
 性にあったらしく、ぶっつけ本番で見事にハンマーを
使う凱くん。普通、こんな頓狂な巨大ピコピコハンマー
渡されたら戸惑うと思うが・・・

 ともあれ、ぐりぐりされたDさん妹、無事救助。
グリグリのショックか寝込んじゃいるけど・・・じゃ
無事じゃないじゃん・・・

 どうやら、GGGのライオンロボット、ギャレオンと
ゴライオンにはなんらの関係があることが今回判明。
まぁ、あそこまでモノ好きなコンセプトのもの作る
文明が宇宙に二つも三つもあっちゃたまらないが・・・
 (実際は宇宙中にあるんだけどね。戦隊まで入れたら
もう・・・)

 今日のお言葉『好きに勝る活力なし』

  スパロボにしちゃ、王族関係少ないよな今回。

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