「ワタシは彼を守るわ。愛しているもの」
 「ボクはキミを殺すよ。愛しているもの」

   ・・・ともあれ、愛てぇのは我儘な
   もんである。

 スパロボW日記2007年4月22日

 『義姉ちゃんと弟の会話』

 テッカマンの最終決戦を手伝うか、ザフトと
連合の最終決戦を止めに行くかの選択。
 ・・・主力でがんばってくれた連中と、昨日
今日仲間になったヤツらとじゃ比較にならんだろ
ってなわけで、テッカマンに付き合うことに。

 決戦前にDさん、カノジョのアキさんと愛人
候補のユミちゃんつれて地球の生家へ出かける。
 「・・・ここ見ても辛いだけでしょ? やめ
 ましょう」
 「いや、是非みてもらいたい」
 「やめましょうって・・・」
 「いや、なんとしても・・・」
 「・・・彼の生家の部屋なんか、痛くて見たく
 ないって言ってるのよ。あやまちではまってた
 モー娘。のポスターとか、拙いエロ本の隠し
 場所とか、ほとばしるパトスでブンなぐった壁
 の跡とか、あげくにそういうところで押し倒そ
 うなんてされた日にゃ・・・」
 「・・・やっぱ、やめとこうか・・・」
 「だよ」
 見たくも無い恥部まで晒さなくったって、愛して
あげるから。むしろ見たいもの以外は見ないほうが
愛しやすいし・・・。

 で、外に出ると、げっそりと立っている女性。
 テッカマン・ソード。今、ラダムの首領やってる
Dさんのアニキの元婚約者・・・
 「・・・壁一面・・・おにゃんこ・・・」
 呆然のつぶやき。見てしまったんだねぇ。アニキ
だけにちょっと時代がアレだねぇ。

 それで、もう見たいもの以外見ないと決心した
ソードさん、大群率いて月のラダム旗艦の前に防衛
ラインを作る。
 「ワタシは彼を愛してるの・・・それ以外のこと
 は無いことなの。おにゃんこも、ドラムとギター
 のアオシマ模型も、ベッドの下にてんこもりの
 弟攻め兄受け成人向け同人誌も・・・」
 見たいもの以外は見ない。コレ基本。
 「ブレードさま、昨日持って帰ってこられた、妙に
 薄い本、どこへ置いて・・・ひぎゃぁ!!」
 ・・・見たいものは見る。これも基本。

 戦闘自体はこっちの運動性が上回っている上に、
ソード以外は名前無しなんで、精神コマンドも使わ
ない。気力あげは楽勝で出来る。二重構造のテッカ
マンも少ししか出てないしね。
 段取りで進めていくうち、敵はあとソードだけ。
 ソードは毎回集中とひらめきと根性を使うので、
不屈かけたユニットに無駄うちをさせて、1ターン
内で落とさないといけない。
 こっちは全員必中持ってるんで、敵の集中は問題
なし。が、半分がとこ削ると、根性で回復。
 テッカマン・エビル率いる敵増援も登場。

 「ワタシは彼を守るのよ! ラダムになってからは
 任務一本でこっちに振り向きもしないけど、それは
 仕事に燃える男ってステキ! フィルターでかわした
 わ! そのくせ、弟だけは寝室につれて行くのはナニ
 とも思ったけど、それも自らを腐化させることでのり
 きったわ!! 今じゃゴハン25杯よ! 
 こんなアタシに、他にナニが残ってるっていうの!?」
 ・・・わかりました。死ぬまで戦いましょう・・・

 で、ソードさん落とすと、今度はエビルさんがDさん
に勝負挑んでくる。
 「兄さん! 勝負だ! 兄さんだけはボクの手で
 殺すよ」
 「・・・仕方がない。俺もここは一歩も引けん!!」
 受けて立つぞ」
 「ああ・・・せめてゴハンをひとくち・・・」

 ソードさん死亡。あとのDさんVS弟さんはタイマン
なんで、Dさんのレベルや機体改造レベルに関係なく
勝てるバランスになるらしい。
 「ふふふ、ボクもブラスター化に成功したんだよ」
 「・・・いや、そんな牛乳パックで造ったアーマー
 着られても・・・」
 牛乳パックにすぎない弟のブラスター、あっさりブチ
抜いて撃破。
 「ああ・・・兄さんに殺されるなら、ボクは幸せだよ」
 でも、死ぬ前に言わせて・・・兄さんの部屋にあった
 細川ふみえのCD、踏んで割ったの、ボクなんだ」
 「・・・もういい、おまえが割らなくても、オレが
 自分で割るつもりだったから・・・」
 「なんだ、そうなんだ・・・よかったぁ・・・兄さん
 は、やっぱり・・・まとも・・・・」
 「おとうとー!!(名前覚えてない)」

 いよいよ、このあとはラダム旗艦での決戦だそうな。
 洋の東西を問わず、世界の運命はよく家庭争議に
巻き込まれるよなぁ。

 今日のお言葉『大抵の恋愛は他人を取り込んだ自己愛
        である』

   ・・・そう割り切れば、それはそれで良い世界
   だよ。相手にムリな見返り求めないし・・・

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