「よくぞ、このラダム旗艦へとたどりついた!
 歓迎してやるぞブレード!」
 「・・・そら、こんなとこに一人でいたら客も
 歓迎したくなるだろうなぁ」
 「うん・・・帰らないでね。お菓子もあるから」

   帝王は孤独だ。まわりみんな怪獣だし。

 スパロボW日記2007年4月23日

 『おまえは不気味な機械でも兄貴の心が
  こもってる』

 ラダム旗艦に単身乗り込むDさん。
 迎え撃つのはラダムの総ボス、テッカマン・
オメガ・・・他、怪獣たくさん。
 話の出来そうな敵テッカマン、全部倒しちゃ
ったからねぇ。
 「寂しくはないぞ! 怪獣さんがいっしょだし」
 「そういえば、そんなこと言ってブルマァクの
 怪獣持って家出したことあったねぇ・・・近所
 の家の納屋で見つかったけど」
 大人になっての兄弟ゲンカはキツイぞー。
お互いの痛いとこ知り尽くしてるからな。

 怪獣ばかりとはいえ、どいつもこいつも運動性
が高く、さしものテッカマンとはいえ、集中なし
には敵弾をくらってしまう。
 なんせ今、単機戦闘だから削られると痛い。
装甲もHPもほとんど上げてないからな。
 いきなり囲まれた状態で始まっているから、
波状攻撃を受けるのは避けられない・・・と
なりゃ少しでも落としていくしかないだろ。

 テッカマンに集中をかけて、こっちの命中は
100にならない、向こうの命中率は0になら
ないなんて状況もひさしぶり。
 マップはきついし、敵はアニキ以外怪獣だし
ネタになりゃしない。
 これはアニキにしかけてみるしかないな、
ってんで、アニキに一発かますと・・・
 「イターイ何すんのん」
 「うわ、発売前に発禁くらった、あのねのね
 の歌みたいなことを・・・そういやぁ、兄貴
 深夜ラジオばっか聞いてたねぇ。ハガキも
 書いてたっけ・・・たしかペンネームは
 ネコのポンちゃん・・・」
 「きーーー!! 墓まで持っていくつもり
 だったのにーーー!!」
 敵増援・・・こっち一人なのに・・・一応
アキさんが味方増援で出たけど、この人テッカ
マンの中で唯一育ててないんだよね。決め手の
ボルテッカ持ってないから。

 「・・・それ、お前の彼女か?」
 「・・・悪いかよ」
 「・・・ぷぷぷ、時計屋のぷっちんにそっく
 りじゃん。おまえが憧れてて、でもオレに
 コクってきたからイヤミでつきあってやった
 ら、おまえ半泣きで家飛び出してさぁ・・・
 そうかぁ、まだぷっちんに未練がなぁ」
 「きいーーーー!! ちがうもん!!」

 ・・・実際にはちゃんとアキさん巻き込んだ
ドンパチだったんだけどね・・・兄弟ゲンカは
実弾より、こっちのほうが痛いんだよ?

 ようやっと、味方本隊到着。ただ、ここの
運動性高い敵に大火力のGGGとか、主人公機
はかなり辛い。もう対ボス専用と割り切って
一気にオメガにつっこむ。
 「わぁぁ、なんだよお前ら、友達たくさん
 連れやがって!! 」
 「兄ちゃん、昔から友達いなかったもんなぁ。
 親友っていえば、田辺のケンちゃんだけだっ
 け・・・あの転校するとき、貸してたマンガ
 一冊も返してくれなかったって・・・」
 「うるせぇえええ!! オレには怪獣さんが
 ・・・・」
 ちゅどーん・・・・
 いくら強くても、所詮はさびしんぼ。
集団でタコられちゃ手も足も出ませんでしたな。

 もっとも、こっちもDさんがラダム艦撃沈
に巻き込まれてロスト・・・まぁ死体見せて
ないから、アレだけどな。

 今日のお言葉『味方に出来ない兄弟とは
        会わないほうが体にいい』

  ・・・・今日のって・・・オレの
  思い出日記じゃん・・・

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