「こんな世界でいいのか?・・・俺は・・・
 嫌だ」
 「ロックオン・チューニ。ロックオン・チューニ」
 「ちょっと現実逃避発言しただけでそういう風に
 言われる風潮がやだって言ってるんだよ!」

   ・・・どんな世界だって、いい歳して
   否定発言してたら笑いものになるって
   しかもペットロボットつれて。

 スパロボZ2日記 第48回

 「父よ母よ、主に妹よ!」

 サービスステージ越えて地球に向かっていると
さらに迎撃部隊が来る。国連、てのかソレビー、
ウイング、ルルーシュのライバル連合。なんか
テロリストが仲間にいる疑いで成敗するとか今更
なこと言ってる。
 「うおおおゼロはどこだぁ!! ゼロを出せぇ」
 半分機械化されて、どうやらその部分にバグが
発生してると見えるオレンジさんことジェレミア卿。
位置的に一番近いんで、最初につっこんでくる・・
・・つまり最初にやられるってことだな。
 悪いけど、ゼロのガウェインはあんまし改造して
ないんで出してない。今回ただでさえ改造もレベル
も足りないソレビー勢が強制出撃なんだからこれ
以上負担は増やしたくないんだ。
 キリコだのアムロだのアルトだの、オレンジ弾
には絶対当たらない皆さんに囲まれてあっさり撃墜。
 真っ先にやられるのにむいてる人だなぁ。

 次に来たのはスザク君のランスロットだけどこれ
もそんなには強くない。
 「ゼロ! 妹さんが夕飯なにがいいってー」
 「あー、鮭フレークのまぜご飯でいい・・・って
 何を言っておるのだ!おまえは!」
 どうやらもう正体はばれてるらしい。まぁ、あかん
とこがまんま露出すること多いからな。
 慌てて撃墜。一度は仲間になったせいか、みんな
暖かく声をかける。次回はちゃんと仲間になれると
いいね。

 次に来たのはゼクスさんとノインさん。こちらも
ウイング勢は出してないんだけど、べつにお互い
気にならないらしい。
 「初めての振りはしているが、もう何回もやってる
 からな。いまさらなじり合いもあるまい」
 第4次スパロボくらいからずっとやってるものなぁ。
ゼクスさんの態度にもやっつけ仕事感ありありと出て
て、義理でここにいますよーみたいなこともらして
撃墜されたらさっさと帰っちゃった。

 今回のこの襲撃はやっぱ、対ソレビー系組織の仕切り
でやってるもんで、他の連中は総じて手控えてる雰囲気
なんだけど、セルゲイさんとかパトリックさんなんかは
しっかり張り切ってる・・・ただ、乗ってる機体が量産
機の性能底上げ版なんで、気合ほどには強くない。
 ピーリスさんが撃墜されると復活して不屈と集中かけ
る、こっちのアレルヤさんがそれに呼応して脳内相方の
ハレルヤさんと漫才はじめた結果、両者融合で性能上げる
なんてイベントもあったけど、この頃には精神コマン
ドも余ってるんで、不屈の無駄遣い一回させたあとは
キリコが魂かけてピーリス一撃撃墜。あとの名前持ちも
熱血か魂かの攻撃で一撃。MSなんで基本的にもろいわ。

 初期敵を一掃すると、今度は量産型じゃなく、ちゃん
とライバルのガンダムに乗ったサーシェスさんが来る。
 こいつに追いやられて、母艦プトレマイオスとソレビー
の4機のガンダムだけが別MAPへ移動。サーシェスの
部隊に包囲され、あんまし改造出来てない機体だけで
戦うことになる・・・ああ、これが怖かったんだよー
 あんまし育ってないこいつらで持ちこたえることが
出来るのか・・・・あれ? 他はともかく刹那のエク
シアは強いぞ? なんか魂も使えるようになってるし、
いつの間に・・・あ、今回、インターミッションで
未出撃のパイロット鍛えることが出来て、刹那とか
主人公級だけはそこで経験値稼がせてたんだっけ。
 てなわけで、サーシェスさん、エクシアの魂攻撃で
撃沈。
 「なんてな!」
 「ふむ、死んだふりか」
 「・・・驚かないの?」
 「よくある話だ。さっきも見た」

 スパロボじゃ普通。さっきもピーリアさんがやって
のけたんで、刹那君みたいな冷徹っ子がビビるわけが
ない。まぁ、復活サーシェスさんをイベントで倒した
のはロックオンの刺し違え攻撃なんだけど。
 「ロックオン! 大丈夫か」
 「ふ、このくらいで俺がどうにかなるかよ」
 「いや、お前じゃなくてハロ・・・ちゃんと強化
 パーツで残してほしい」
 「残念だが、そこまで俺ら可愛がられてないもん」

 ロックオン、ハロつれて一時撤退。

 あとは少し強いとはいえ、所詮ザコなんでなんとか
持ちこたえられるかな、と思ってたら、なんか強そう
な金色のモビルアーマー、アルヴァアロンに乗った
アレハンドロさんてのが出てくる。なんでも今回の
襲撃を命令した国連軍の黒幕らしい・・・黒幕のくせ
に前線に出てくるとこみると大したやつじゃない、
ただの男の子だな。
 「ふふふ、慢心創痍だな。ソレスタルビーイング。
 お前たちの武力による戦争の根絶で世界に平和を
 もたらす夢はわたしが引き継いでやる。ここで
 かっこよく私にやられなさい」

 ・・・なんか、ただ勝ちたかっただけみたい・・・
結構劣等感多い人生だったんでねぇか?

 そういう坊ちゃんが嫌いなゼクシーの本隊が間に
あっちゃったんで、あとはタコ殴りにされるだけ
なんだけどな。
 「ええ!? なんで!? 結構な数の部隊で足止め
 したのに」
 「いや、所詮MSだし・・・普通、ダイターンとか
 マクロスの変形とか見たら逃げ出すだろ」
 まぁ、あまりの世界の違いにイヤになるのが正しい
だろな。

 てなわけで、黒幕やってりゃよかったのに、子供な
顕示欲に引っ張られて穴蔵から出てきたアレハンドロ
さん、ギガドリルの餌食に・・・あんたね、ファースト
ガンダムでいえば、マ・クベ低度の存在だよ。

 「ううう、あ、そうだ、刹那君、あっちで二人きりで
 戦わないか?」
 「アホかーい!!」
 突っ込んだのはロックオンさん、長距離砲撃でブン
殴られてアレハンさん逃亡。で、刹那くん、それを追っ
て行く。思うツボじゃん? とおもったんだけど・・

 「わはははは、このアルヴァアロンMS形態には
 バリアシステムがあるのだ! タイマンなら間違って
 も君などに・・・・」
 「魂、トランザム発動」
 
  ちゅどーん!

 「うきょおおお! なんで一撃でぇえええ」
 「エクシアはバリア張ったMSに対抗する用のガン
 ダムなんだ」
 なんでも、物質武器には通じないバリアで、エク
シアの剣は物質武器・・・つまりビームサーベルとか
じゃないってことらしい・・・つまりダンターン
ザンバーとかでも良かったってことだよなぁ。
 技術が一回りして力関係が逆転したんだねぇ。

 で、刹那を守ったロックオンさん、地球見ながら
死んだ父母と、妹のことなんか考えながら絶命。
機体のデュナメスだけはハロにまかせて本隊に
返してくれたけど、専用機だから誰も乗れない。
改造資金はまんま返してもらえるそうな・・・・
あんましかけてないけどね。

 この人もカミナと同じで生存フラグは無いらしい。
撃墜数によっちゃ、強化パーツのハロだけは手に入
ったらしいけど、使ってなかったからそれも無し。
 やっぱ、人がいいと早死にするねぇ。

 今日のお言葉「人間、死ぬなら皮くらい残せ」

  皮だけ残されても困るけどな。

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