「赤ん坊を敵地に送り込み、17才になったとき、
 いっしょに持ち込んだ反陽子爆弾の起爆スイッチ
 として覚醒させるのだ!」

 「・・・意味のない箇所がいくつもある気がする
 んだけど・・・」
 「そう?サイヤ人の手口にわしなりのアレンジ加え
 たんだけど」
 「加えた部分が全部無駄だ。てか、宇宙一脳筋の
 宇宙人をさらにマネしてどーする!」

   実際にはサイヤ人のが後だけどね

 スパロボZ2日記 第6回

 「カカロット効果」

 明神タケル君、宇宙調査の旅の途中、自分がギシン
星人で、しかも爆弾の起爆スイッチだよーという夢を
見る・・・どうせ夢なんで二度寝する。

 「いや、だって、オレに地球調査させて、その結果
 地球を爆破するかどうか判定するってのなら17年
 かけるのも、意思のある人間に起爆させるのもわかる
 んだけど、最初から爆破が決まってるなら17年かけ
 なくても最初からガイアーが地球到達すると同時に
 爆発するように作っときゃいい話じゃん、理屈合って
 ないとこが夢っぽいなぁと・・・」
 「んなこたぁどうでもいいから起きろ!」

 地球に戻ってきたタケル君とクラッシャー隊の皆さん、
新米の甲児君やらの特訓風景を楽しむ間もなく、正体
不明の飛行物体の調査に出かける。

 「う、なんだ? あの機体は? 地球のものとは思え
 ないが」
 「だよなー。コンセプトがわからんてのか、変に
 無駄が多いとか、ガンプラの改造パーツにされそう
 だとか、そんな感じ?」
 「やかましい!! いいんだよ! 宇宙人なんだから」

 ギシン星人の宇宙人部隊でした。クラッシャー隊の
コスモクラッシャーは戦闘機だけに運動性が高く、普通
に戦っても負けそうにない。敵の主力ユニットだって
集中かければ攻撃当たらないし・・・・

 「隊長! 数が多いんで、オレが分離してかく乱しま
 す!」
 「いや、タケル、それ必要ないし、無駄だし」
 「ぴぎゃー!!」

 無駄な分離したタケル君、あっさり撃墜。しかしそこに
謎のロボット、ガイアーが現れ、タケルを吸い込む。
 「うう・・・こいつは夢に出てきたロボット・・・・・
 ・・・・てことは夢かぁ」
 「ちがうやろ!! ぼけぇ!! お前、地球突入した
 時に頭打ったやろ!! 記憶と知力が飛んどるわ」
 「ええー? 人をカカロットみたいにー」
 「お前はマーズや!! ええかげん思いださんかい!」
 「マーズ?・・・ても、地球来た時は赤ん坊だっていう
 し、覚えてるわきゃ無いじゃん」 
 「あ、そうか・・・当然任務も?」
 「赤ん坊に何を言ってもバブーとしか言いません」
 「・・・・ウチの皇帝、あんまし賢こないなぁ」

 ガイアーはさほどに強くないんだけど、敵はもっと弱い。
さらに味方主力も駆けつけたんで、戦闘は一切の苦戦なし
にギシン星人一掃。あんまし楽だったんでさらにアシュラ
軍でも来るかな、と思ったけど、それも無し。あっさり
片付きました。

 ガイアーはタケルの危機が去ると明神礁てとこに帰って
しまい、タケルは敵エスパーとの戦闘で父親を失い超能力
を得ることに・・・・爆弾のくせに余計なスペック持って
るんだよなぁ・・・

 今日のお言葉「爆弾を持ってまわると自爆するよ」

   宇宙人の手先が地球に降下する際、頭を打って
   記憶を失うカカロット効果はわりと頻繁に
   起こる・・・・ってどこのお話のセリフだっけ?

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