「あなたの父上が作った理論が次元獣を呼び込んだ
のですよ」
「お前の父の理論による爆弾がオレの街を焼いたんだ」
「あんたのオヤジが売った金槌、足に落としたら骨折
したじゃないのよ!」
どこからがクレーマーでしょう?
わたしは全部だと思います。
スパロボZ2日記 第34回
「父よあなたは エラいこっちゃ」
ダイガードの桃井あずささんの父ちゃんてのが次元理論
の研究者で、ヘテロダインを研究してるうちに次元を越える
システムの根幹にたどりついていたらしい。結局ヘテロ
ダインに踏まれて死んだんだけどね。
「で、その理論を元に私は次元獣を呼び出せるように
なったんですね」
なんかアイムさんが余計なこと言って心を折にやって
くる。
「しかも、父上は人類を救うとかじゃなくて、単に
学者としての興味でワクテカしながらヘテロダインに
肉薄したんじゃないですかねぇ、ひょひょひょ」
さらに若きキチ○イ科学者、百目鬼ちゃんが追い打ちを
かける・・・いや、キチ○イ科学者にとっちゃこれは良識
の行動か。科学的興味のためだけに科学と命を弄んでこその
キチ○イだもんな。
オヤジが死んだのはヘテロダインから人類を救うための
英雄的行為だと思ってたあずささん、大ショック。
だもんで、ダイガードは出撃不可のまま、攻めてきた
次元獣相手に戦闘開始。率いてるのはマルグリットさん
なんだけど、今日はとりたててエピソードはないらしい。
戦闘自体はいつものとおり。何度も戦ってる次元獣だし
マルグリットさんだってそれほど強いわけじゃない。
こちらはトライダーに新装備が入って少しではあるが
戦い易くなってる。粛々と進むとヘテロダイン出現。しかも
あずささんの父を踏み潰した同タイプらしい。
「うう、父さんはキチ○イなんかじゃない。優しい父
だったのよ。映画館にポケモン見に連れてってくれたり
・・・両手に満載のDS持って窓口で配信のポケモン
取りまくって係りの人に睨まれたけど・・・私の入学式
の写真取るのに凝ったアングルさがして壇上で挨拶してる
校長おしのけて怒られたりしたけど・・・」
「・・・それは・・・キチ○イで優しいお父さんだったん
だね・・・」
「・・・そうよ・・・元々キチ○イだったのよ。でも私
に優しきゃ問題ないじゃない! おのれ! ヘテロダイン
父の仇ー!!」
なんかふっきれたあずささん乗せてダイガード出撃・・・
最近は補給機体としてしか使ってなかったけど大丈夫かなぁ
って心配も不要なくらい、ヘテロダインはHP以外に褒める
とこなし。こっちに攻撃を当てられない。
それよりは少しは強いマルグリットさんも精神コマンド
使いまくってさっさと撃墜。「弟が・・・」とかつぶやいた
のをクロウに聞かれたりしてたけど・・・
んで、そのあとにさっさとヘテロダインも撃墜。あずささん
もキチ○イの生き様は認める方向で立ち直ったみたい。
そうでなきゃ、この団体じゃ、やってけないし、いいか。
今日のお言葉「認めればそれまでだが否定すれば責任が生じる」
生暖かい目がよろしいかと・・・