「ああ、弟が死んでしまったわ」
 「・・・いや、犬っていうか怪獣だろ?」
 「弟なのよ!! 犬でも怪獣でも、愛すべきものは
 みんな弟なのよ!! 弟萌えー」
 「異次元人は腐り方までわからん」

   まぁ、リアルにだって弟系フージョ様は
   いるだろけど・・・

 スパロボZ2日記 第30回

 「弟獣MD」

 前回、王の犬に機体を壊されたんで、キツネ面博士
のとこへ修理頼みにやってきたクロウさん。今回の
査定で借金は返せたものの、ここで自由の身になって
リタイアするのも抵抗があり、なんとか機体の修理だけ
はと頼んでいるところへ敵次元獣襲来。率いているのは
巨乳犬おばさんマルグリットと、その犬MD。

 クロウは代車として量産器の情けないやつで出撃する
ものの、敵も今のところはボスのぞけば最低ランクの
次元獣だけなんでなんとか対処出来る。問題はそのボス
であるMDと犬おばさんなんだけど、なんかMDが弱い。
 こっちが強くなってんのか、以前はもっと敏捷かつ固い
奴だったのに一発あてたら結構削れた。
 「きいいい!! 何をするの!! あたしの可愛い
 MDに」
 「可愛い・・・のか? まぁこっちの世界にだって
 イグアナとかワニ飼ってる女の人いるけどなぁ」
 「イグアナもワニも可愛いじゃないの! でもウチの
 子一番! もう許せないわ! 勝負しなさい!!」
 ・・・この人、理論がわからん・・・

 丁度、主人公機ブラスタの改装が終わったんで、乗り
変えることに。犬おばさんは正々堂々やりたいからさっさ
と乗り換えろという。が、アイムさんが現れて、そういう
ヌルいことすんじゃありませんと説教。
 ツンデレ女エスターちゃんのおかげもあって(多分この
子が主人公機のサブになるんじゃないかな?)乗り換え成功
 イベントでMDに攻撃をしかけようとすると、犬おばさん
が割ってはいる。ブラスタ新装備で犬おばさん一撃撃墜。
どえらい威力だ。
 「きいい!! 覚えてらっしゃいー。怪獣最高ー」

 アイムさんもこれ以上マルグリットさんの奇妙な腐敗っぷり
には付き合いたくないと思ったのか、彼女を撤退させ、自分
が戦闘指揮をとる。

 丁度味方軍も出てくれたんで、普通に戦闘再開。敵も最低
レベルよりは一個上の次元獣を出して来たが、それくらいは
もう怖くない。努力目標はアイムさん撃墜で、残りHP1万
で逃げるっていうから、グレンラガンが熱血ギガドリル使え
るなら楽勝。そこまで削る作業もさほどしんどくはない。
集中かけたアルト君とかレントンでも命中100は出せない
んだけど、まぁ80くらいはあるしな、そこはセーブして
かかる。で、予定どうり、撃墜。

 「ふふふ、クロウさん、やっとあなたを殺す価値が出て
 きましたね」
 「・・・おまえは落としても資金、経験値ともしょっぱく
 なったけどなぁ」
 「きいいい!! 覚えてなさいよー!!」

 あとは残り一削りになったMDにクロウの新装備で止めで
MAP終了・・・なんか転換期のMAPなのに軽かったな。

 MAP終わったあとで、MDがマジでマルグリットさんの
弟らしいことが判明。なにがあったんだ? 人体錬成にでも
失敗して、近くにいた怪獣に弟の魂移したとか?・・・まぁ
真相はともかく、犬じゃなくて弟だってことで今後は犬おば
さんじゃなくてブラコンねえさんって呼びます。

 もひとつ、ショッキングなことに、ブラスタの修理改造費
がかさんで、クロウさんの借金は消えるどころか倍になりまし
たとさ。

 今日のお言葉「嘆くな。男は一度は怪獣になりたいもの
        なのさ」

   精神年齢にして5,6歳のころな。だからわたしは
   今でもなりたい。

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