「うおおおお! ガイオウ様、一生ついて行きます
 犬と呼んでください!」
 「呼ばない」
 「ええー、なんでー」
 「お前、人間に向かって人間と言うか? 豚に向か
 って豚と言ってるやつは馬鹿だろ?」
 「・・・・うおおおお、やっぱ、一生ついて行きま
 すー」

   犬てのは成るもんじゃなく、生まれついて
   犬なのよ。

 スパロボZ2日記 第29回

 「犬に噛まれたもんだと思って」

 ガイオウさん率いる・・・てか、ガイオウさんを
担いだ次元獣の帝国、世界のあちこちで喧嘩上等旅行。
 国連に代表よびつけて説教するものの、ラリった
ヤンキーを職員室に呼ぶ以上に意味のない行為で、
いらん恨みだけ買ってヤンキー帝国は止まらない。

 ムカはいった帝国代表のおねえさん、国連へのイヤミ
に平和主義を持って成る(失敗はしたらしいが)王国
サンクキングダムをシメると宣言。ガイオウさんは喧嘩
出来ればなんでもいいんで反対もしない。

 量産としちゃ今んとこ最強の次元獣一匹を筆頭に、
量産MDが数体、それにザコクラスが多数・・・平和
主義の国になんとか出来るわけもない。

 「うごおおおお、喧嘩ー、喧嘩が足りないー」
 「ああ、王はご不満じゃ! 喧嘩を、喧嘩をもてー」

 ・・・これが王じゃ民衆はたまったもんじゃないな。
実際、帝国は戦艦一隻が全てなんだけど。

 「ちゃーす、喧嘩の出前ーす」

 王のためってわけじゃないけど、ゼクシー登場。
 
 「おお! 喧嘩がきましたぞ! 王」
 「ぐー」
 「ダダこね疲れてねてます」
 「そんなイノセントなとこが素敵ですぞー!!」

 王の元にはシュバルとかいう馬鹿家老がいるらしい。
馬鹿なもんで、使えるものと使えないものの区別も
つかない。
 「そこのミスジコウガイビルみたいな眉毛! 役に
 たってこい」
 「ワタシにはロジャー・スミスという名前があるの
 だが、まぁ役には立つ男だ」

 ・・・な、役にたたない・・・

 ロジャーと、なんでだか敵のはずのベックが登場。
しばらく敵にまわるのかと思ったが、早速裏切って
味方に戻る。
 
 「おのれー!! 裏切ったか! ミスジコウガイビル」
 「人を身体的特徴でしか表現しない者を私は信じない」
 「あなたの場合、そうされたら悪評しか出ないものね
 ロヂャ」

 ドロシーさんも乗ってるんで、まぁ少しは使えるかな?
でもメガデウスは致命的に遅い。

 傭兵がダメだってんで、出てきたのは馬鹿家老シュバル
と、こないだの犬おばさんマルグリット。

 「役たたずの犬以下ビッチ、マルグリットよ! 王の
 役に立つとはこういうことだー!!」
 シュバルのおっさん、上にはへつらい、下には傲岸不遜
って上司適正が最悪系の人らしい。それでも喧嘩が全ての
帝国じゃ、強いだけでやってけるらしく、クロウを一撃で
落として実力アピール。
 「王よ!! 御命果たしましたぞー!!」

 王の命令ってよりは王が進行まかせたアイムさんの命令
なんだけど、関節的でもOKらしい。

 どえらい強いのが出たなぁ・・・勝てるのか? これ
と思ったら・・・

 「ギカ・ドリル・ブレイクー!!」

 ちゅどん!

 あれ? 普通に倒せた。マルグリットも普通に撃墜。
多少強いだけで、強い次元獣倒す延長線上でしかない。
イベントとはいえ、さっきの強さはなんなんだ?
 「いや、王の御命出てないから・・・王は、お前
 カンダタの役やって勇者に経験値やってこいって
 おっしゃっただけで・・・」
 「カンダタでいいのか? せめてバラモスとか」

 まだバラモス倒せるほど、わが軍は育ってないんで
カンダタでいいです。
 「でも、カンダタは少し悔しいから腹いせはしとき
 ます」

 最後っぺで落とされるベック・・・まぁ、オオネズミ
くらいの存在だしね・・・

 場所がサンクキングダムなんで、出身者のゼクスさん
と、ブリタニアの(てか、姫の)犬やってるスザク君も
参戦してくれたんで、次元獣軍討滅。王は結局寝たまま
出てこない・・・エスタークか?
 帝国はサンクキングダムをあきらめて撤退・・・勝った
ってことになるのかなぁ? とみんな不安顔。

 ゼクスさんは立ち去ったけど、スザク君とそのメカ
ニックチームは残ることに。宿敵ゼロと同じチームで
いいのか?というと、そういう命令だからってこと。
 「それにねゼロ、君の、というか君の血筋みたいな
 ものに命令されると背筋がゾクっとするような快感が」

 ・・・・妹のワンコだしね、お前・・・

 今日のお言葉「従順は怠惰の血縁である」

   従順が悪いってんじゃなく、怠惰もいいとこ
   あるんだよ、物事複雑にしないって点でって
   意味。

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