「ゲームの歴史とは、そのまま乳揺れの歴史と
 言って過言ではない」
 「いや、過言だって」
 「じゃ、スパロボに限定すると?」
 「・・・・無い話でもないねぇ」

  揺れました。ヨーコさん。

 スパロボZ2日記 第10回

 「お前の乳は天を揺らす乳だ!」

 暗黒大陸てのはなんだ?てぇと、グレンラガンの
世界でした。地下の村でシモン君が地味にがんばり、
カミナが暴れている。原作どうりにシモンがラガンを
見つけ、そこにヨーコとガンメン・ゴズーが落ちて
来る。

 ・・・スパロボ史上、今回のアシュラを含め、生身で
戦闘シーンをもらった人たちはみんな怪物並にすごかっ
た、てかロボット並以上の強さがあるから生身戦闘なん
だけど。
 で、今回は2人目。イベントとはいえ、ヨーコさんは
戦闘シーンでカットインまでして登場。
 「アニキ! なんか揺れてるよ!!」
 「うろたえるなシモン! あんなもん、多少ファンが
 多いぜい肉だ。キンタマの半分も実は役にたたねぇん
 だよ!」
 「でも揺れてるよ!」
 「うるせぇ! キンタマだって風もないのに揺れてらぁ」
 問題は人類により愛されてるのがどっちかってことだな。
ヨーコがキンタマ揺らしてたら戦闘シーンなんかもらえ
なかったろう・・・てか、グレンラガンて話がそもそも
無かったろう。

 ただ、さすがにヨーコの戦闘はサービスにすぎないんで、
実際にゲームとして戦闘するのはシモンが掘り起こした
ラガン。数字的に見るものはなく、土中に潜れば敵に攻撃
されないって特性を持ってはいるが、単機で戦闘してるのに
隠れてたんじゃ話が進まない。とりあえず戦ってみると
・・・・・ラガンもたいした数字じゃないが、顔面はもっと
たいしたことない。スーパーの鈍さとリアルのもろさを
持った上に火力も無い。今のところ飛べないしな。

 だもんで、ラガンでも楽勝、てか、基本ここの一機打ちは
イベントみたいなもんなんだろう。実際の戦闘はそのまま
地上に出て多数のガンメンに囲まれたとこから始まる。

 ガンメンは8機くらいいるんで、ラガン一機でどうにか
なる数じゃない。そこへ暗黒大陸調査にやってきた味方本隊
が現れる。
 「おお! なんだあれは? 顔みたいなロボットが戦って
 るぞ! 魔神英雄伝ワタルも参戦してたのか? それとも
 オジャママンの顔メカ?」
 「今回何でもありそうだけど、さすがに違うだろ」
 とりあえず、話の通じるラガンのほうに味方をすることに。

 さっきも言ったとうり、ガンメンは今んとこ弱い。戦闘は
ほとんど移動して射程に入れるだけの手間となる。名前持ち
のパイロット(この場合獣人)もいないしね。

 「アニキ! こんな強そうな人たちが戦ってくれるんなら
 オレはいいんじゃないの? 顔だけじゃなくて身体も付いて
 るし」
 「稲垣吾郎かお前は! スパロボの根底に沈んでる問題に
 素朴な疑問をぶつけるんじゃねぇ!」

 シモンも戦ってくれるけど、ラガンもたいしたことはないんで
他の機体が削ってくれたとこへ止めを刺すヒナ鳥状態。まぁ
実際はここにいるどの機体よりも物騒な侵食能力を持ってるはず
なんだけど、さすがにスパロボじゃその能力は封印らしい。
 ガンダムと合体してラガンダムとか見たかったんだけどなー。

 結局戦闘はあっさり終わって、暗黒大陸調査団はリットナー村
の人やグレン団に協力してもらって調査を始めることに。
 なんか、こいつらの機体じゃ獣人帝国くらいには楽勝出来そう
なんだけどな。まぁ、スパロボじゃ、ガソリン機関のウオーカー
マシンが超エネルギーのゲッターにタメはってたし。レートは
当てにならんか。

  今日のお言葉「産みのキンタマより育ての乳」

 人間は作ってくれたキンタマに別に感謝も愛も感じてないが
育ててくれた乳には精神の根底を握られるほどの愛情を持って
いる。まぁ理不尽とも思わないけどね。

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