「ほーら、エサだぞー、よってこーい」
 「・・・何を捕まえようってんだ?」
 「ああ、恐怖の大魔王をね」
 「・・・エサにつられて捕まる大魔王なんか
 ものの役に立つのか?」
 「エサにつられる低度だからこっちが使える
 んじゃないか」

   物事のバランスは微妙なもんです

 スパロボZ2日記 第23回

 「吾輩は次元王である。名前はまだない」

 リモネシアのテロリスト軍を一掃すると、
なんとか間にあったプロジェクト・ウズメが発動。
リモネシアは事を企んだ連中の乗った船と、ゼクシー
残してほぼ消滅する。で、代わりに現れたのが・・・

 「あー、わしはー・・・誰だったかいのう? まぁ
 いいや、強そうなのいるから喧嘩しよっと」

 ・・・変なおっさん。ウズメも踊った甲斐が無かろう。

 「なんだよ、このおっさん」
 「ふっふっふ、この方こそ次元獣の王! 莫大な
 エネルギーを持ち、それを喧嘩のためにしか使わない
 迷惑な御方なのです」
 「呼ぶなよ! そんなもん!!」

 「うごおお、強そうなやつー」
 「ああ、王、こっちじゃありませんよ? あっち、
 あっちのいろいろ尖ったもの付けたり、派手な色
 だったりする面白集団が相手ですよ」
 「むぅー、あっちかー」

 「・・・ホントにこれ呼び出して後悔ないのか?」
 「・・・まぁ、全くってワケでは・・・」

 企んだアイムさんも多少は持て余してる様子。当然
騙されて巻き込まれたボンボン社長とリモネシアの
外務大臣さんは完全に引いてる。手にあまる力は確実
に持て余すんだよ。

 でまぁ、概略としちゃボケた喧嘩親父である次元王、
なんかとてつもなく派手な次元獣に乗り込んでこちらに
押し寄せてくる。どえらく強そうなのは勿論、ザコを
出してないから、こっちの気力は上がってない・・・・
あ、これが前回の短すぎるMAPと分けられた理由か。

 とてつもなく強いおっさんは、集中かけたバルキリー
にも当ててくるし、マジンガー相手でも当たれば半分
以上HP持って行く。精神コマンド無しには到底戦え
ない。幸いなのか、勝利条件は撃墜じゃなくて、一定
まで削れ、だったんで豆鉄砲でもとにかく精神コマンド
ありったけを使って削る。
 途中で、なんか味方増援

 「うう、俺は一体・・・なんかわからんけど喧嘩して
 るな・・・強そうなのがいるから喧嘩売ろう」
 ・・・今度は多少若そうだけど中身は王と同じ病気
らしいのが出てくる。乗ってるシュロウガって機体
にはなんか覚えがあるけど、第一次Zでウロウロしてた
あいつか。

 シュロウガは凄まじい攻撃力で王のHPを1割ほど
削ってくれる。こっちは最大でもその1/3くらいなの
に。とりあえず今は有り難い。

 おかげでなんとか目的達成すると・・・
 「うごおお、そこそこ強いー。でも食い足りないから
 もっと強くなれー。はい、経験値ー」
 王、直属の部下らしい機体と、アイムさんたちの乗った
戦艦引き連れて撤退。置土産に経験値の元として次元獣
置いていってくれる・・・中におっさんよりはマシって
程度のえらく強い新型一匹混ぜて・・・もう精神コマンド
ガス欠で使えないんだってばよぅ。

 新型さえ倒せばクリアだってんで、とにかく、他の
ザコ(前のMAPじゃボス級だった量産MDまで2匹いる
けど、ザコと思えってことらしい)は反撃で倒すつもりで
新型に集中攻撃。
 「むぅ強敵だ! 戦術指揮をだすぞ! 命大事に!だ」
 「AIが馬鹿だと意味ない戦術だなぁ」

 ゼロことルルーシュ君は戦術指揮って特殊コマンドを
持っていて、指定範囲にいる味方の能力を上げることが
出来る。SP無しで使えるから、今回みたいな局面には
有り難い・・・乗ってる機体はどうしょうもなくダサい
けどな。

 命大事に、のおかげでなんとか新型も倒しMAPは
クリア。被害者も出たし、敵も倒しきれなかったんで
儲けの少ないMAPだったな。

 今日のお言葉「スライムから順に倒すべし」

 やっぱ順番に強いのを倒して行くって大切だよなぁ。

   王はアイムさんからガイオウって名前もらって
   当たるを幸い、世界中に喧嘩売ることを宣言
   されました・・・規模はでかいが結局のところ、
   酔っぱらいです。

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