「悪いことばっかしてた人がちょっと良いこと
 したりすると、実は良い人評価が来たりする。
 それが死ぬ直前だったりすると決定的だ。最後
 さえ美しければ後年の評価は全ての悪行に目を
 つぶる」
 「・・・・せんせー、ルルーシュ君が力強く
 ウンウンうなづいてまーす」

   逆もあるけどな。最後悪いと完全悪役
   にされるとか・・・

 スパロボZ2再世編日記 第46回

 「死に際はさすがに美味しい」

 今やもう存在忘れられてる怪獣少女エスターさん
の故郷であり、前作でラスボス・ガイオウが最初に
灰燼にした街であるリモネシアにZONEが出来た
らしい。今度こそクロウで栓するしかないってんで
出撃。

 インサラウム正規軍はやっぱ地球連邦正規軍の
相手に出てるんで、実質的な拠点防衛やってるのは
マリリン・キャットさん。どうやらボンヤリ皇子が
どんどん凛々しくなってくのに萌え萌えらしい。
悪女の深情けってやつですな。悪行の動機が恋愛だと
妙に情状酌量する感覚も人類にはある・・・女性だと
特に。

 当面のMAPボスはZONEを守ってる巨大次元獣
なんで、こいつは最後に倒すでいいんんだけど、急が
ないといかんのはマリリンさんのほう。部下8機に
周囲を囲まれているが、ターンが進めばこれがお互い
密着して援護防御し合うため、面倒なことになる。
 位置が変わるまえにマリリンを速攻集中で落とせば
あとのはちょっと強いザコでしかない。

 「てなわけで、落としました」
 「ええ!? 皇子に大見得切って出撃して1ターン
 目味方フェイズで落とされるのぉ? しょぼぼぼぼん」

 で、あとは部下どもだと思ったら・・・

 「あれ? お嬢落ちて撤退したっす!」
 「オレらもついていくっす!」
 「お嬢いないのにガンバルのも面倒だしー」

 ・・・・てんで撤退・・・・こいつらも恋愛の口か?
 全然情状酌量とかって話にならない、てか存在自体が
記憶から抹消されそうなほど矮小。
 
 多少損したような気もするけど、マリリンの部下って
強い割にくれるもの少ないから、楽になった分良しとして
いい気がする。このへんも記憶抹消の要因だな。

 マリリンさん連隊が居なくなったら、あとは次元獣と
それよりは少し強いインサラウム兵。こいつらはどれも
アルトやキリコ、ゲイナーなんかの囮役に当てられない
んで、敵ターン反撃で削って、味方ターンに止めって
パターンで楽々落ちる。

 MAPボスの巨大次元獣も、今までの同類みたいに
バリア張ったりは出来ないんで、普通に倒す。そろそろ
敵も予算が底打ってきたみたいね・・・戦艦1個の国家
で生産による税収無いんだから無理もないか。

 で、無防備になったZONEにクロウがとりつこうと
すると、邪魔しに出てきたのが、ここんとこイベント
撃墜ばっかりのアイムさん・・・たしかに出るたびに
撃墜してると飽きるってくらい出てくるけど。
 で、アイムさんとクロウがやっさもっさ揉めてると、

 「おーい、のび太ー ボクの新しい戦艦見せてやる
 よー・・・なんてな」

 金持ちカルロスさんが戦艦でやってくる。前作でガイオウ
さんとつるんで破壊の片棒かつぎ、今回も復活ガイオウ
と仲良くやってたはずなんだけど、なんかZONE停止
のための新兵器持ってきたらしい。

 「しかも、これ、誰でも使えるかわりに、使った誰か
 が犠牲になるって一点だけは解消されてないんだよね」
 「・・・・お前みたいな調子乗りにそんなもん渡したら
 その気無くても使うだろなぁ」

 正義も悪もノリと流れでやっちゃう人てのが、歴史の
重要な局面決めてきたなんて話は結構多い。これもそう
いう話なんで、金持ちがいい奴か悪い奴かなんて次元の
話とは遥かに遠いとこで決定された行動なんだねぇ。

 で、金持ちの犠牲のあと、見せ場無くしたお前を
映す十字架ってんで、クロウさん、アイムさんを新装備
開放して倒す・・・ああ、またイベント撃破だ。

 そのあと、ボンヤリ皇子が怪獣少女とか次元獣軍団
率いて出てきたけど、これは普通に倒すだけ。
 エスターさん落すと、皇子がかばって撤退させてた
けど、まぁ子供は怪獣かばうもんだしな。

 最初よりはだいぶ強くなってきたとはいえ、皇子は
まだまだHP以外はたいしたことない。どうせ攻撃は
ひらめいたり、不屈ったりで威力見てないから関係無い
しね。たいした盛り上がりもなく皇子撃墜したあとは
 出てきたばあさんの援護でZONEがへんな風に暴走
みんな異世界に飛ばされたみたいです。
 今回でこういうの、なれっこになってるけどね。

 今日のお言葉「歴史は善悪じゃない。ノリだよ」

   変にかしこいと、波に乗れなくて地味な
   存在で終わったりする・・・諸葛亮なんて
   出仕から死ぬまでノリ続きなんじゃねーか
   と思うがなぁ・・・

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