「息子はロボットに載せるべし!」
 「娘は?」
 「ロボットにするべし!」

   以上、キ〇ガイ博士の掟 第十四条でした。

 スパロボZ2再世編日記 第8回

 「お前は宇宙の娘ロボ」

 シロー君がカノジョの尻追って来たのはドイツの
キチ〇イ博士シュトロハイムさんのお宅でした。
 「うひゃひゃ、ようきたな十蔵の孫よ」
 「うわー、うちの爺さんもそうだけど、整形の
 才能はないっすねー」
 「え? そう? キマってない? キチガ〇として」
 「そのコンセプトならバッチリです」
 顔面におかしな機械つけててこそ〇チガイ博士だよな。

 で、ドイツのキ印、Drヘルあたりからの技術提供で
とても強いロボット作ってるらしい。
 「せんせー、そろそろ締切を年単位でブッチしてます
 が、出来てますかぁ」
 「出来てません」
 完成品はヘルさんとこにあずける約束だったらしく、
アシュラさんが納品要求しにくるが、あっさり断る。
おお、吾妻ひでおのテクだな。

 さらにちょっと的外れな用事でくろがね屋のおかみさん
なんかもやってくる。
 「へんな女アンドロイドよこしたけど、あれ、うちの
死んだ亭主の趣味じゃないかい?」
 「いや、ダンナはキミがしっかり殺したじゃん。オレは
 ボイン趣味じゃないから違うし」
 「だっけー、じゃやっぱヘルんとこかぁ?」
 「人が作ったものいじくって使うのがあの人の手口だ
 もん」
 ・・・・改造派であって、創作派じゃないらしい。
 
 ちなみに女将さん、甲児とシローの母で、父である
兜ケンゾウ殺して、シュトロハイムと十蔵の間にも
なんか修羅場あって、なんて話がシローの前で交わされる
 「すごいわ。修羅場だわ! リアルおままごとのネタ
 に加えよう!」
 娘のローレライさんも聞いてます・・・まぁキ印さんに
教育の常識を問いてもなぁ。

 んで、吾妻作戦で追い払われた腹いせか、襲ってくる
アシュラ軍団。まぁ、いつものタロス像に哀れなグロイザー
なんだけど・・・・

 楽勝だったはずが、イヤな条件がつく。
 「ぐふふふ、わしのロボットが一番なのじゃぁぁぁ行け!
 娘よー!」
 ローレライさん、シュトロハイムの最強ロボ、ドナウα1
のコアユニットだったらしい。
 「ああ、やっぱりぺったんこだ」
 「いいじゃん! ステイタスだよぅ」
 馬鹿なことやってたせいでシュトロハイム、ごたごたに
巻き込まれて死亡。ドナウ本気でアシュラ軍と、ついでに
やってきた味方軍とも戦う気になる。
 ちなみに、どうでもいいデザインのロボットの胸に美少女
のガンメンが付いてるてぇキ印な機体。ここんとこが最強
らしい。
 条件てのは、ドナウに敵味方とも一機も落とさせずに敵を
一掃しろってこと。とにかく速度上げて進軍しないといけない
し、攻撃の順番も考える必要がある。おまけに正太郎を通して
シローがドナウを説得せんといかんらしく、鉄人をドナウ
に接近させなきゃいかんてオマケつき。

 ・・・まぁ、自由に戦えないってだけで、最高効率で
戦う分、いつもより楽ではあるんだけど、育てたいやつを
重点的に、とかいうのは無理。

 アシュラのボスユニットもドナウがだいぶ削ってくれた
んで、苦労もなく撃墜。唯一残ったドナウはマジンガーと
一騎撃ちすることになるんだけど、精神コマンドで鉄壁
使えばこれも楽勝。
 「ロケットパーンチ!」
 「ぐえええ! 少女の顔面狙うとはーっ!」
 「甲児君にその手のデリカシー求めてもダメよ by
  さやか「
 ちゃんとキチガイとボイン好きの血は流れてます。

 ドナウを落として終了。 どうやらこの子、あとで味方に
なるらしい。今回ほとんど唯一の隠しユニットなんだけど
・・・・まぁ使えそうにないわなぁ。

 今日のお言葉「娘ロボは胸にポリシー」

   本物の娘じゃカスタマイズは出来ないからな・・・
   趣味によっては貧乳のキューティーハニーも
   ありえた。

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