「お前らの世界で1年たつ間、オレたちには
 10年の歳月が流れていたんだ」
 「ふーん」
 「・・・・感想それだけ?」
 「いや、だって、逆シャアのアムロとクワトロ
 が同居してる状況に比べたら・・・・普通?」
 「いや、それは・・・まぁ」

    なんでも有り時空なんで、みんな
    許容性高いです。

 スパロボZ2再世編日記 第22回

 「ウラシマンとは呼ばない」

 宇宙に上がる組と暗黒大陸を進む組に別れる。
当然、鍛えてるユニットの大半が入ってる暗黒側。

 ずっと時空断裂で行き来が出来なかったシモン
たちのカミナシティに入れるらしいってんで進軍。
 新しい場所に行くとテンション上がるのが子供
ってもんで、優等生の正太郎君除く子供組が探検
に出かける。ああ、このアグレッシブさが無かった
のが致命的だったねぇ、正太郎君。

 勝平にワっ太はともかく、多少は大人になった
ほうがいいガロードと、いいかげん流されるのは
やめたほうがいいゲイナーなんかも参加。お目付
の名目でなんちゃって優等生のアナ姫なんかも
ついて来てる・・・・このズルさが必要なんだよ
正太郎君。

 で、当然出てくる敵軍。野良の獣人さんたち。
まぁ山賊みたいなもんですな。
 ロボットは持ってきてないんで(考え無しの
家出じゃない分、昔のアムロよりゃマシだな。
勝平もワッ太もちゃんと寸止め出来る理性がある
・・・・大人だ)

 助けにきたのは味方軍じゃなくて、神隼人の
タワーとギミーとダリーのグラパール。
 「助けにきたよ!」
 「多少フけたけど気にしないでね!」
 「いや、それよりも助けに来たわりに逃げ回って
 るとこにツっこみたいんだが・・・」

 グラパールの二人もタワーの乗員も1ターンを
生き残るためのコマンドを持っていない。集中か
鉄壁かがあるなら戦えるんだけど、あるのは不屈と
ひらめき・・・波状攻撃受けたら落ちる。ズンズン
逃げるしかないねぇ。

 幸い、獣人軍は移動後には攻撃してこないんで
距離とってけば攻撃は受けずに、味方本隊が来る
まで過ごせた。

 「ええ!? ギミーとダリー? 大きくなった
 なぁ」
 「ええ!? 隼人? 悪くなったなぁ」

 フケたというよりは悪人顔のレベルがカンスト
した隼人さん。元々人殺したことある顔だったんだ
けど、これはもう街一つ消滅させてるな。

 で、街消滅犯がすみっこに隠れてる間に味方は
進軍。敵もリーダーのヴィラルさんが一個連隊率い
て登場。そのうちの飛行ユニットカトラリーダー
が荷物持って逃げるんで、それを逃すなてのが努力
目標。どうやら、どっかでドロボーでもやった帰り
だったらしい。落とせば金塊まで貰えるらしいんで
逃す手はないよな。盗人の上前だってのはナイショ。

 味方の配置からは思いっきり離れてるんでとにかく
進軍。カトラリーダーはさほどに強くはないんだけど
やっぱ2回当てないと沈まないのは同じ。
 「ははは、無駄なことだ。貴様らはここで俺に倒さ
 れる・・・」
 「うるさい!今それどころじゃないんだ」
 「ザコはしゃべるな!」
 「・・・・・・」
 ヴィラルさん完全無視。カトラの方ついたら脚遅い
組でなぶったげるから。

 加速持ってしかもそこそこ強いゲイナーなんかで
カトラ、ギリギリ撃墜。
 「よし、終わったな!今度はオレの・・・」
 ちゅどん!

 味方がやられたのに、なんか嬉しそうなヴィラルさん
を遅くて出番無いストレス貯めてたトライダーで撃沈。
貧乏なんだろなぁ、ボスとは言えない弱さでした。
しかも、覚えてろーとか言って逃げることもなく捕虜に。
 「なんかさぁ、オレって反逆すりゃするほどみんなの
 玩具にされてるみたいで・・・もうヤだって」
 「あれ? ゼロどうした? 何かが胸に刺さったよう
 な顔して?」

 基本的には消化試合みたいだったMAP終了。カミナ
シティに向かいます。

 今日のお言葉「反逆も従順もそれだけでは疲弊する」

   たまにゃ反逆もせんとな。

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