「世界には法則があった。そんなものを
 ものともせずブチ破り、新しい世界を作った
 勇者たちがいた」

 「・・・・勇者どもは新しい世界の法則も
 守ってくれない」

   しんどいとこやって、いいとこを
   譲ってくれたから支配者はその手の
   輩を勇者と印したんだよ。

 スパロボZ2再世編日記 第24回

 「高潔なるものに躾はきかない」

 カミナシティを中心とする暗黒大陸政権は大変
である。政治の現場が山賊の寄り合いなもんで、
近代政治なんか仕切れるのはロシウ君しかいない。
 言う事聞かない山猿やら言う事聞いても理解は
してないゴリラの群をしつけるのに随分生え際を
後退させていたところへもって、10年ぶりに
外の世界との往来が可能になったと思ったら、
地球連邦が従属か、支配かを迫って来る。
 「ここで連邦への加入を承諾してもらわねば
 反連邦主義国として相応の対処をさせてもらう
 が?」
 「前向きに検討しますから、ウチの主席には
 そういう話はしないでくださいね。よろこんで
 ケンカ買っちゃいますから」
 生え際1mm後退。そこへやっぱり外から共来る
有り
 「ジロン・アモスだー。なに?ケンカだって?
 オレもかませろよ」
 「ちがいますから! お小遣いあげるから街で
 買い食いでもしててください」
 「わーい」
 生え際2mm後退。

 往来が可能になったんで、暗黒大陸の淵にいた
ジロンたちザブングル勢が遊びに来たらしい。

 で、さらにロシウが怒りを静めようと頭皮マッサ
ージなんぞしていると・・・
 
 「我々はアロウズである! 連邦支配受け入れを
 渋ってる悪い子はいねーがー」
 アロウズの辺境左遷組が余計な手柄求めて暴れ
込んでくる。
 「おお! ケンカか! 買うぞ!」
 暴れもんのジロンたちは勿論、性根が同じの国家
主席シモンも引っ込んでてはくれない。アロウズと
戦闘へ。生え際5mm後退。

 努力目標は初期敵のアロウズをザブングル、ギャリア
グレンラガンの3機で3ターン内に全滅させろと言う
・・・・敵がバラけすぎてて、かなり難しい。敵ターン
にどれだけ削れるかが勝負で、敵の行動によっちゃ
達成は不可能。てか、敵が理想的に動いてくれないと
絶対無理だね。なんせ味方は3機とも無改造だし、
グレンラガンはとてつもなく強いんだけど、シモンは
加速持ってないんで足が遅い。エルチのザブングルは
あまり強くない・・・・で、やっぱ失敗でしたわ。

 3ターンが終わると、インベーダーが襲来。散らばっ
てた3機も中央に集められたけど、多勢に無勢なんで
ここは逃げる。グレンラガンは攻撃力はド高いが、防御
のほうはむしろ弱い。5機くらいに連続して攻められ
たら簡単に落ちるからな。
 1ターン逃げたら味方本隊も来てくれた。こうなると
インベーダーはさほどの強敵でもないんで、普通に
戦ってMAP終了。
 「シモン、あなたを逮捕します」
 「へ? なんで?」
 「ゴリラやからやー!! ゴリラは檻に入れるんやー」

 今日だけで確実1cm後退してロシウ切れましたとさ。

 今日のお言葉「馬鹿が作って利口が治めるのが世界の
        理想。その逆が世界の現実」

    うちの国なんかは問題難しすぎて、少々
    賢いやつなんかが治めると、実際以上に
    馬鹿に見えるんで気の毒。まぁ、見えてる
    よりわずかにマシな馬鹿でしかないんだけど

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