「どっちが悪いのかは双方の話を聞いて判断
 するよ」

 「おう、いいぞ! ただしいのはこっちなんだ
 話は340年前に遡るんだが、そもそも・・・・」

 「・・・・・・話すことなどない」

    後者のほうがなんか正しい気がする
    のは日本人の悪い癖。

 スパロボZ2再世編日記 第23回

 「號さんは無口」

 前回戦ったヴィラルさん、カミナシティ政府に抵抗
するレジスタンスで、ただのドロボーじゃなかった
らしい。どうやら弁慶たち隼人以外のゲッター関係者も
そっちに参加してるらしく、一概にあっちが悪いとも
言えなくなったんで、向こうの事情聞くまでは獣人軍
とは戦わないってことに。そこに襲って来たのがインベー
ダー。あっちの事情はわからない。
 「話あってみようか?」
 「早乙女かコーウェン君たちなら言葉わかるけど・・」
 「会話にはならないなぁ」
 話してわからんやつはケダモノだから殴るしかない。
今回は抵抗なく出撃。

 敵は数が出てるけど、珍しく一撃で落ちてくれるタイプ
なんで、これは面倒じゃない。今回の目玉は個人スキルの
連続行動で、これをセットしておけば、一定気力以上で
敵を撃破すると、もう一度行動出来るってもんで、自分を
援護出来る再攻撃と並んで持っておきたい。この二つを
持っていれば、1ターンに2体の敵を確実に倒せる。この
マップみたいに弱いのが広く展開してる場合、一匹目を
ジャンプ台がわりに倍の距離の移動が出来るものな。

 ただし、獲得に消費するポイントはでかいんで、今ん
とこ、これを持ってるのはゼロとゲイナー、甲児と主人公
クロウの4人だけ。でも、強力なMAP兵器持ってるゼロ
がこれを使えると凄まじい戦力になる。ターン∀のロラン
君も月光蝶が装備されるまでに装備させたいもんだね。

 そんなもんなんで、あっさり敵を落としてると、なんで
だかやってきたのは、あしゅら軍団。直接的になんかの悪事
しにきたってよりは、暗黒大陸とインベーダーの様子を見に
きたらしい。同時に連邦軍率いてステルバーに乗ったシュバ
ルツさんも来たけど、更に出てきた機械合体型のインベーダー
に彼以外の連邦軍はあっさり撃沈。 
 さらに足元でそれを見ていた生身のゲッター勢、渓さんたち
が危機になったとき、真ゲッターに乗った謎の男、號がやって
来る。
 「おまえ・・・何者なんだ!?」
 以前、早乙女ののっかる真ドラゴンの操縦をしていて、
核ミサイルから大陸を守ったこともある、敵だか味方だか
わからない奴である。そりゃ聞きたかろうよ。
 「おれは・・・・お前を守る・・・」
 渓さんを守るんだそうな・・・で、言われた渓さんはポカン
とするしかない。知らない奴だし。
 「いや、そんなこといわれてもさっぱりわからないし」
 「・・・そうか? とりあえずそう言っておけば話は
 進むと本にあったが・・・・」
 「なんの本だよ?」
 「シナリオ教室・・・・あかほりさとる」
 「読むな! そんなもん!」

 結局ワケわかんないままポカンと戦闘。話の出来るイン
ベーダーは来なかったんで、ただの傍観者のあしゅらを
殴ってMAP終了。
 あとで號に事情聞いても勿論要領は得ない。
 「キリコ、あんたなら無口同盟で意思が通じるんじゃ
 ないか?」
 「・・・・甘いな。オレたちは話さないんじゃない。
 何を話すかが思いつかないだけだ」
 脳味噌に血のかわりに硝煙流れてますからな。
 「人並みのことを言えるのは・・・女がらみだけだ」
 「・・・・ケダモンだね」


 今日のお言葉「戦争は人の本能。ただし順位は
        生殖に劣る」

    キリコとかヒイロとか號とか・・・
    戦闘機械は女をあてがえば人に戻るって
    お話でした。

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