「ふふふ、この小学女児を返してほしかった
 ら鉄人の・・・・・・」
 「・・・なんだよ? コントローラーよこせって
 話じゃないのか?」
 「・・・・いや、この世の小学女児より価値ある
 ものあるのかなって・・・」
 
   まぁ、大抵の主人公が同意見だから
   敵にロボット奪われる話が成立する
   んだけど・・・・根幹は違うよな。

 スパロボZ2再世編日記 第33回

 「奪われた鉄人・返された女児」

 なんか、アロウズだかどっかが宇宙から巨大レーザー
で地球の反抗組織を狙い撃ってるらしい。ムスカ大佐だ!

 で、そりゃあバルスかましに行かにゃならんだろって
んで、宇宙組が出撃することに。一方、敵にとって一番の
反抗組織であるウチがチョロチョロ動いてりゃ陽動には
なるだろってんで、スーパーロボット系は地上に残って
陽動作戦。当然こっちに参加する。

 とりあえずいろんなことの調整もあるんで日本に寄った
ところ、ブラックオックスがダイガードの先生格である飯塚
さんのコクボウガーの指導を受けている。マジンガーの
敵だった少女ロボット、ローレライもそこで居候してるん
だそうな。
 で、そんだけの戦力がありながら、対人間への警戒は
さっぱりだったらしく、正太郎のカノジョのマッキーが
ブランチさんに誘拐される・・・代わりに鉄人のVコン
よこせってことらしい。
 
 「うう・・・女児もおしいが、やっぱ男は巨大ロボ
 だよな」
 「そういう考えがオッサンの道を捻じ曲げたんだなぁ」

 いや、女児を選ぶほうが道は間違うと思うが・・・・

 ブランチさんにマリリンさんも手を貸してたんで計画は
成功。鉄人は敵の手に渡る。いやぁ、いいも悪いもリモコン
次第な話がないと鉄人じゃないよな。

 で、悪くなった鉄人と戦うのはブラックオックスと飯塚
のコクボーガー、ローレライのドナウα1。ブランチさんの
部隊も出てるんで、実んところこの3機は逃げるだけ。
どうせ1機撃墜するのにも2、3回攻撃しないといけない
から、戦わせるにしても味方が来てからだろ。

 「味方来ました」
 「おお、ブランチ軍か、じゃ、2軍の稼ぎどころだな」

 なめられてます。鈍い上に機械獣ほど固くもないし、エサ
には丁度いいものな。今まで使うタイミングが難しかった
ゴッドシグマとかバルディオス、グラヴィオンにアクエリオン
なんてのに出てもらう。話の展開的にも合うしな。

 オックスたち3機はどのみち育てても使いようは低いほう
なんで下げたまんま。とりあえずは鉄人のHPを一定限度
下げろというんで、周辺の敵を一掃してから鉄人にかかる。
いや、まだ努力目標出てないから、あとで敵増援あるだろし
先に減らしとかないと、ゲーム的ピンチってより敵ターン
が長くてたるいもの。

 鉄人を手加減かけて停止させると、コントローラ持ってた
ブランチさんにタケル君が超能力でケリを入れる。
 「ぶへ! 超能力とは卑怯なり!」
 「いや、お前、オックスのときも同じ展開でやられたじゃん」
 「・・・・そうだっけ?」
 警戒はしてなかったらしい・・・見かけどうりオツム悪い。
 もっとも、ブランチさんのバックにいるゲシュタルトさんは
ちゃんと張ってたらしく、デビルリングで消耗したタケルに
トドメを刺そうと出てくる。
 「わははは、デビルリングが食い込んで痛かろう」
 「え? デビルリング? なんのことですタケルさん」
 「小学生は知らなくていいことだよ正太郎君!」
 「ああ、えっちなものですね」

 ・・・・えっちなとこにハマってるのかもしれんな・・・
 どことは語られてないし・・・

 「バラの騎士〜。グレーゾーンあたーっく!」
 正体見え見えのバラの騎士の攻撃でタケル開放。ゴッド
マーズに
 「タケルさん! あの人は?」
 「小学生は知らなくていい人だよ」

 ・・・・中の人はな・・・

 正太郎君もコントローラーを取り戻し、鉄人も復活。
 敵もマリリンさんの部隊が出て、努力目標はマリリンの
撃墜なんだけど、マリリン機は4機の部下が援護防御して
るんで、4回以上の空攻撃をしないといけない・・・・が、
そうでもないんだよね、今回。再行動で自分援護が出来る
状態のパイロットの技量を優先的に育ててるから、初撃を
援護防御されても、再攻撃分をマリリンに当てられる。
 程よく削って、援護防御も使い果たしたところでクロウ
で止めをさす。クロウの新型機はグレンラガンに次ぐ強さ
だ・・・・まぁ、ダブルスコア差の2位だけど・・・

 最後にブランチさんを落とすと、ゲシュタルトさんが
お前の機体に爆弾仕掛けたから、散り際にみんな道連れ
にしろわはははーなんて笑ってる。
 「ブランチ! 機体を捨てて逃げ出せ! お前は法廷で
 裁かれるんだ」
 「うう、正太郎・・・敵のお前がそんな優しいことを」
 「裁判は中国で受けられるようにしてやる」
 「死んだほうがマシやぁぁぁぁ!」

 ブランチさん、最後の意地でゲシュさんの機体に取り
付いて爆発。ゲシュさん、無事だったんで、大した爆弾
でもなかったのかもしれない

 「正太郎君、デビルリングのことはみんなには黙って
 いてくれ」
 「・・・・・」
 「いや、そんな半笑いでコクコクうなづく話じゃない
 から」

 当分、実害無く引くみたいです。この設定。

 今日のお言葉「教えてはいけない。自力で
        求めさせてこそ身に着くのだ」

   つまり、小学生に教えないことには
   身に付けてほしいという親心が隠されて
   いるのだな

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