「いいか！　我々はテロリストである！　決して
　連邦軍アロウズなどではない！　よって、どんな
　破壊も殺戮も憎むべきテロリストの暴挙なのだ！
　・・・・と、ヤな司令官リントが言うとったわけ
　だが・・・」
　「んじゃ、テロリストがそのリントをぶん殴って
　も・・・」
　「当然、テロリストによる暴挙だな！」
　「いよおおおし！　ガンバルぞおおおお！」

　　がんばってます。連邦軍アロウズ

　スパロボＺ２再世編日記　第１３回

　「いきおいってもんです」

　アロウズとかいう組織（ＯＯの敵役らしい）の偉い
人、リントさんがドラゴンズハイヴにやってきた。
配下になれってことらしい。
　「イヤです」
　「０コンマ秒で断ったな。ちゃんと条件の見当とか
　しろよ！　給料も労働時間も福利厚生も配慮して
　いるだろ」
　「あんたの顔がイヤ」
　・・・・明確な理由だな。出来合いのサドキャラ顔
でホメるとこがない。

　で、断った途端、
　「わぁ！　テロリストが襲ってきたー！」
　「０コンマ秒で・・・」
　「ほうほう、大変だにぃ。連邦軍に入ってりゃその
　威光でテロリストも襲ってこないだろににぃ」
　「・・・・連邦襲うのがテロリストだろ？」
　「・・・・・・福利厚生にグリンピア使えるんだけど」
　「いりません」

　襲ってきたテロリスト、実はアロウズの隠密部隊は
ＭＳとスコープドッグの混成軍。てか、ぶっちゃけ問題
なのはスコープドッグに乗ってるレッドショルダーで
本来のアロウズ兵はなんてことない。

　「てなわけで、いつもの努力目標ー」
　５ターンで敵全滅させて、うち味方の１機が６機以上
の撃墜数かせげってことらしい・・・アルト君に集中かけて
敵の中にほりこめばレッドショルダーでも当てられないから
戦う棺桶のスコープドッグくらいヴァルキリーの豆鉄砲でも
落とせる・・・ても２発当てなきゃいけないのは相変わらず
だけど。

　傭兵のレッドショルダーはともかく、給料もらってる
アロウズ兵さん、よく平気で悪事に加担できるもんだなぁ。
ウチに帰ればいいパパだろうに。末端が疑いもなく上の命令
聞く組織がそうそう腐敗してるわきゃないから、フィクション
の敵軍隊ってどっか矛盾してるんだけど、多分冒頭コント
みたいな会話があったんだろ。

　別に名前持ちのユニットがいるわけでもなく、今回は
苦戦もなく目標達成。６機目標達成したのがザンボットだった
のがちょい意外だったけど。

　で、初期敵を全滅させると
　「うおおおお！　テロリストじゃぁああああ！　リントを
　いや、ドラゴンズハイヴをボコったるぅうううう」
　追加のアロウズ登場。・・・・っても、こっちは気力も
上がってるし、装甲とＨＰはともかく運動性がスコープドッグ
より低いアロウズの機体ではなすすべもなく、追加分も
あっさり殲滅・・・やっぱりさほどにやる気はなかったらしい。
　「実働手当がグリンピアの食事券じゃあな・・・」
　「レッドショルダーは泣いて喜んでたけどな」
　貧乏国の貧乏軍隊だから・・・

　つまらんサド顔のリントさん、覚えてろよ的撤退。こういう
連中が闊歩してるからＯＯとかＳＥＥＤとかに付き合えないん
だなぁ、ワタシ。

　　今日のお言葉「無能の将に強兵無し」

　民衆虐殺なんかに使う兵隊さんは基本お薬漬けらしい
　勿論、まともな戦争させたら弱い。