「敵の時はHPがでかくて、味方になると運動性と
 火力が高くなる。でも中立NPCの時はどっちも
 さっぱり・・・なんでだよ?」
 「いや、そりゃ、やっぱり金出してくれるひとが
 いないからだと・・・」

   浪人生マルグリットさん、ウロウロしてる
   みたいです

 スパロボZ2再世編日記 第12回

 「放浪の戦士(おちぶれ)」

 なんか突然出てきた正体不明のオリジナル敵のことを
調べるためにダンクーガ・ノヴァの基地であるドラゴンズ
ハイヴに出かける。
 「こないだの敵の手先やってたインサラウムの機体に
 特徴似てるねぇ」
 「どんなとこが?」
 「必要性疑問なパーツで飾り立てて、子供が絵に描け
 ない、大人だって類似デザインと見分けるのが至難の
 技」
 「・・・・それ、インサラウムってよりバンプレスト
 じゃあ・・・」
 ゲシュペンストあたりからもうそんな感じですな。

 どうやらインサラウムの生き残りがいるのか、技術だけ
をパチョってる連中がいるのか、ともあれこないだの不明
機体も、今回ちょくちょく出てる改造次元獣もインサラウム
テクノロジーらしい。
 次元獣てのは、前回の最終ボス、ガイオウさんの力で
インサラウムの人が、乗った機体ごと怪獣にされたもので、
それを改造して使うてのはインサラウム人にゃ出来ないだろ
という常識的な意見。
 「いや、それくらい平気なやついくらでもいるし」
 「自分からすすんで改造されたがる奴もいるし」
 「いつの間にか改造されたのに、泣いて喜んでる奴も
 いるし」

 ・・・Drヘルんちの話かな? あそこは結構仲間意識
あるいいとこだと判明していくんだけど・・・

 で、いまいち決定打がないところへ、件のインサラウム
かなぁ軍がやってくる。
 新型らしい正体不明機種がなんてのか・・・・弱い。
 こっちに食わせようとしてるとしか思えないほど弱い。
 「・・・つまり、一から作ると弱いのばっかしか出来ない
 から改造次元獣作ってるのかな?」
 「さぁ・・・」
 「没落国家だし、お金ないのかもよ?」

 で、出てきたのが、その没落国家からすらはぐれてる
前回の中ボスから味方にまでなったマルグリットさん。

 「ううう・・・ごはん・・・」
 「仕事さがしてるの? ベンチあっためるバイトなら
 あるよ? お粥くらい出るけど?」
 「そんなのはイヤだ! イタトマでごはんくらい食べたい」
 ・・・元貴族らしく、中途半端に贅沢である。

 自分で資金稼ごうてのか、敵にいどんで行くマルグリット
さん・・・・とても弱い・・・ゴハン食べてないな?
 でも、彼女の撃墜は敗北条件なんで守ってやらないといけ
ない。弱くはない改造次元獣も出てきたから、マルグリット
が無茶するまえに全部落とさないと・・・ってんで、今回も
育てたい計画どうりにはユニットを動かせず、主力ばっかりに
戦わせることに・・・まぁ、マルグリットは守りきったけどね。
 「あああ、わたしのゴハンのタネが・・・・」
 「いや、あんたがゴハンになるとこだったから」
 「おのれー! おぼえてろー」
 ・・・ってことなのか、敵の中に故郷の部隊の存在を感じた
のか、マルグリットさんは行ってしまう。味方になっても
ベンチ温めるお粥すすりの仕事しかないけどね・・・味方に
なると弱いし、鍛える余裕も無さそうだから。

 今日のお言葉「贅沢者には縁故以外の職はない」

   頭下げること覚えにゃ・・・

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