「ワタシは宇宙の悪意の集合体! おまえたち知的生命体
 がいるかぎり、ワタシが滅びることはない」
 「どうりでセコいと思った」

  人の悪意は所詮人レベルにセコいよ。

 スパロボK日記最終回
 「あれ? 終わりですか? セコくない?」

 なんだかなぁ・・・今回これで終わり? 各作品のエピソード
もはしょりまくりで、アニメ見てた作品だって理解難しいし、
MAP的には47面ったって、前後編は結局ひとつの話の分割で
しかないから30数話・・・いつもの半分強・・・夏ドラショックの
せいか?

 まぁ、短いものは短いなりに楽しむとしよう。お話はいよいよ
タングラムの力で最終ボス、ル・コボルさんの場所へ乗り込もうって
ことになってる。
 止めをさせるのは主人公機が全開のパワーを出した時のみで、コレ
をやると主人公とパートナーは確実死ぬだろうって話。
 もちろん、そういうことさせないから正義のロボット軍団なわけで
サコン先生が画期的な策を・・・
 「主人公機の二人だけでなく、みんなの力を集めてパワーにする
 んです!! すごいでしょう!!」
 「・・・みんな、オラに力を分けてくれ!!ってやつか」
 「今更、改なんてやってる番組からパクんなくてもなぁ」
 「これもスポンサーの意向かぁ?」
 「だとしたら遠まわりすぎて伝わんねー」
 「・・・・・」
 ・・・・心ひとつにするのはむずかしそうですねぇ。

 ルーさんのいるのは宇宙マップ・・・ても、なんか偉そうな岩塊が
3つならんで浮かんでいて、ルーさんはその真ん中にいる・・・・・
これ、今までのスパロボで何回か見てる風景だぞ? で、周囲の敵は
 一定数切ると無限増援、ああ、何度も見たことあるような・・・・
スパロボKのKってまさか「改」のKか?

 とりあえず、最終MAPのセオリーとして、ザコには必要以上に
かまわない。どうせ今回の主戦力である流れ弾かましてるうち、自然
と撃墜できるんだから。

 ルーさん近辺にいるのは今まで出た3体の幹部が乗ってた機体で、
ザコと言うには強いんだけど、それでもルーさん本人よりはずっと
弱いんで、射程の短いコンボ武器しか持ってない人は、こいつらへの
攻撃の流れ弾でルーさんを炙る。

 調子良く削ってるとやっぱいいとこでルーさんHP回復。
 「わはははは、所詮、この程度か!! 蚊にさされたようなものだ」
 「うるせぇ!蚊にさされると、日本脳炎とかになるんだぞ!」
  兜甲児くんの叫びに首をかしげるダイヤくんたち
 「なに?それ?」
 「うごおおおお!! 平成の攻撃ぃぃぃぃ」
 BCGとかな・・・昭和は遠くなったねぇ。 これが理解できそうなの
今回マジンガー勢だけだし。

 それでも再度ルーさんを削ってHPを0にすると、また復活しそう
なんでいよいよ元気玉の出番!
 「みんな!! オラに元気を分けてくれ!!」
 「昭和も平成も知ってるネタだけにリンクはしやすいか」
 ルーさんの機体に止めの一撃。撃破。

 「父、復活!!」
 ルーさんに体を乗っ取られてたパートナーの父も復活。変な玉7つ
集めたりはしてない。
 「わはははは、父が復活した上は子供の出番はないぞぉぉぉ」
 「やばい、一端気絶させろ」
 イヤなことを言うオヤジはさっさと母艦へ回収。ザコもボスと同時に
消滅したけど、これで終わりの雰囲気じゃない。

 「わはははは、ル・コボルふっかぁつ!! とりつく体なくなった
 んで、機体にとりついてみましたー!! 」
 ボス派手な第二形態・・・有名漫画の例にならえば、このつぎに地味
だけど最強の第三形態があるはずなんだが・・・
 
 あとのことはあととして、復活ルーさんに果敢に攻撃を試みる・・
流れ弾で。
 結局、流れ弾中心で戦うと、ボスの強力な攻撃は敵ターンの一回だけ
だし、射程ぎりぎりにおとりの戦艦置いておくとMAP兵器よりも戦艦
狙ってくるしで、(大空魔竜bプロテクト形態で鉄壁で防御しとけば
なんてことはない)強いボスの真価はほとんど発揮させずに倒せるのが
今回の特徴であり、難でもある。やっぱ、コンボは並んでる場合限定
とかにしとけば良かったんじゃないかなぁ。

 で、ルーさん再度撃墜、同じ手で止めをさそうとすると、今度は
通じない。さすが第二形態。
 「それじゃ、地球のやつら全員から元気を・・・」
 「・・・もう言い訳効かんなぁ」
 魔人ブゥすら葬った攻撃にルーさん消滅。
 「ぐええええ、しかし、わしは必ず復活ををををを」
 「少しは懲りろよ。 同じように復活したって同じようにやられる
 だけだって」
 つぎはウーブにしときなよ・・・存在薄い、つまんねー脇役で終わる
かもしんないけど。

  で、一応平和がやってきた。2つの地球は通常どうり分断されて
 簡単には行き来できなくなる。擬態獣はまだ残っているんでこっちの
 世界の戦闘部隊は存続するけど、宇宙へ行くもの、石になるもの、
 何人かの仲間は去っていく。ってだけで、さほどに面白い後日談もなし。
 ゴーダンナーとか、ガイキングとか、ガンソードとか、アニメの最後
 に面白い後日談があったものまで、そういうのは無し(まぁ、それぞれ
 時間経過違うし・・・ゴォちん繭に入らなかったんで、犯罪者のまま
 だし)ファフナー勢がアレなんで、どっちかってぇと後口の悪いED
 だったかなぁ・・・・そんなとこまで有名漫画の轍ふまなくていいのに

  ・・・夏ドラショックといい、この展開といい、終始鳥山に
  祟られた一本でした。

 今日のお言葉「分けるほどの元気は世界のどこにもない」

   次はZ2か? 間はあけてほしいなぁ

« 戻 る | トップ