「出入り口は一つしかないからな、ヤツラ、ここから入って
 来るだろ? オレは反対側にいるわけよ、ほんで、真ん中に
 この大砲を置いておけば、こっちにたどりつくまでに全滅ー
 ってかぁ、わはははは」
 「・・・壁づたいに射程外を大回りしてますけど」
 「・・・目の前まで、敵きてますけど」
 「それを狙って大砲がこっち向いてますけど」
 「・・・とりあえず、今回は撤退しよー!!」
 「たった一つの出口、大砲のむこうですけど」

   なんか追い詰められてたみたいよ? イスペイル
   さん。

 スパロボK日記第27回
 「室内大決戦」

 ・・・まぁ、バーチャロン時代から、ヤガランテさんは大抵
どっかの室内に座り込んでるお座敷大砲なんだけど、スパロボ
に来てもやっぱお座敷で戦うらしい。
 巨大なドーム風お座敷の真ん中にヤガランテ、その左右に
オリジナル敵のザコさん。ボスである大幹部イスペイルさんは
奥の小部屋に鎮座している。
 「わははは、ヤガランテの砲火にさらされつつ、ここまで
 来るがいい。止めは刺してやる」
 ・・・楽な商売だな・・・

 勿論、ンなもんに付き合う義理はないんで、ザコ無視して
速攻でヤガランテにかかる。ほっといたら危ないぞーと全身で
言ってるヤツ後回しには出来ないもんな。
 で、さすがに大砲なもんで、小鳥を撃つのには向いてない。
ガンダムなんかにゃ、まるで当たらない。(今回、かわし続
けると、回避率下がっていくっていう弱みはあるんだけど、
ヤガランテさん、敵ターンには真っ先に動くもんで、その
恩恵は受けられません・・・おいしいとこ取るって考えはない
のね、所詮大砲だから)
 結構簡単にヤガランテ陥落。 
 
 「あれ? もう落ちたの?・・・オレ、バーチャロンで
 一度もアレに勝てたことないんだよ?」
 「ライデンで大砲合戦挑むからです」

 だって大艦巨砲好きなんだもん。

 しょうがないから、イスペイルさん、自ら出てくる・・・・
幹部と怪人ひとりづつと戦闘員だけなのかぁ・・・怪人落ち
たらもう幹部なんだなぁ
 「いや、逃げようと思ったら、出口方向キミらで一杯だし
 ゴメンっていったら許す?」
 「だめ」
 「ひいいいいいん!! こうなったらヤケだぁぁぁ」
 ・・・・悪役が逃走経路の確保忘れたら、それはもう死ぬ
時よ。なんか、大ボスに隠れて企んでたみたいだけど・・・
 「オマエの謎のエネルギーさえ手に入れれば俺は神にも
 なれるのだぁぁぁ!! よこせぇぇぇぇ」
 「・・・誰に言ってるんだ?・・・ここにはその手のもん
 山とつんであるぞ?」
 「こっちのは、神と悪魔のコンパチだぞ。扱い間違うと
 キ●ガイになっちゃうけど」
 「えっと、他所の人のは貰うの無理っぽいんで、おんなじ
 オリジナルさんのを・・・いいですか?」
 「ダメです」
 「にょろーん」

 イスペイルさんはある程度削ると復活して、主人公に襲い
かかってくる。
 「クリスタル・ハートをよこせぇぇぇ!! スモークチーズ
 でも可ぁぁぁぁ!!」
 一応ヒロインがかばってくれて事なきを得るんだけど・・・
 「うおおおおお!! クリリンのことか効果ーーー!!!」
 主人公パワーアップ。逆にイスペイルさん気力体力減退。
 「しまったぁぁぁ!! 倒すなら主役から! の鉄則があった
 のにぃぃぃ」
 悟空の前に殺していいのはヤムチャかヤジロベエクラスまで
よ。
 イスペイルさん、自分が手に入れようとしたパワーで消滅。

 「うおおおお!! なんてことだぁ!! ハツカノがぁぁ
 ・・・あ、予備があったな、じゃ、ヒロイン交代ってことで」
 「死んどらんわアホー!!」
 なかなかたくましいヒロインさん、生きていました。なんか
敵が隠し持ってた新しい機体も手に入るみたい。その他にも
ゲートの使い方なんかがわかったりもしたし、バーチャロイド
のみなさんは月のゲートが消滅したんで帰れないとかで仲間
になってくれるし。まぁめでたしかな。

 「んじゃ、オレをカギ爪んとこまでつれていけ」
 「ええ、いいですよ。で、どこにいるんですか?」
 「・・・・・・えーっと、オレの星?」
 「座標は?」
 「・・・・・・・・・きぃぃぃぃ!!」

 ・・・ゲートの使い方はわかったんだけど、もうひとつの
地球ってどこにあるのか、誰もしらないんで、ヴァンさん
たちの帰還にはもう一手間いるみたい・・・おつむがめでたい
人にホントにめでたいことはなかなかこないねぇ。

 今日のお言葉「お座敷は抜けるのが大変」

 幹部が倒されると、ちゃんと次の幹部がきました・・・
でも、大宇宙に陰謀めぐらせてるわりには、オリジナル敵さん
の幹部、3人だけみたい。1人倒れてあと2人・・・宇宙は
広いのになぁ・・・過労死に気をつけてね

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