「シェルディアの妹の身体を乗っ取っている敵を
 そいつの心だけ倒すってのは可能なのか?」
 「うーん、あ、そうだ、傷は深くなると死ぬよな?
 で、心を傷つけるってのは出来るよな? なら心
 を傷つけまくれば・・・」
 「おお、それだ!!」

   ・・・なんか、低レベルの戦いになりそう
   です。

 スパロボK日記第42回
 「必殺! 心をえぐるあの一撃」

 シェルディアさんの妹、レムの身体を奪ってる敵、ガズム
さんが挑戦状をおくってきた。

 「おまえら地球に住むものは全て滅びる! で、その前に
 個人的に関係者殴りたいんで、3時間後に出てきなさい」
 「・・・・なんだって? つまりアレか? 核兵器撃ち
 こむことは決まってるんだけど、直接なぐらないと気が
 すまないやつがいるから、殴りに来るってことか?」
 「まぁ、そういうことかな」
 「逆襲されるとかは考えないの?」
 「ボクが? おまえらに? ないない。射撃対決でのび太
 がデューク東郷に勝つくらいない!」
 ・・・そういう現象が存在するのがスパロボだってまだ
わかってないらしい。これはどついたらなあかんな、ってん
で、挑戦うけたら電子光線おかえしすることに決定。

 問題は乗っ取られてるレムさんの救助なんだけど・・・・
ま、それもスパロボじゃよくあることだし、どつけばなんとか
なるだろう。

 MAPは両地球の間の宇宙空間。宇宙対応の平均が低いわが
軍はちょっとつらい展開である。
 せめても地形有利の岩礁地帯に陣どり、敵の接近を待つこと
に・・・これだとガズムさんの機体に流れ弾をしかけることは
出来ないが、切り込んでいくにはちょっと能力的に辛い。
 それに、敵が広いマップの左上隅に偏って陣どってる以上
のこりの空き地になんらかの増援が出ることは確実だしな。
 そのへん見極めてからでいいや。

 案の定、少しザコを減らすと、ガズムさん撤退。さらに反対
方向にオーバーデビル率いる敵の集団が出現。ああ、まだいた
ねぇ、こんなやつ。
 マップ中央の有利な岩礁地帯から動きたくないんで、別に
増援が出たからってさわぐことはない。それに気がついてみれ
ば、敵が引き連れてるザコには本当のザコMSとか量産ファフ
ナーとかと、かつてボスだったクラスがいるのだが、これが
オーバーマンとバイオゾイド・・・・つまり、敵も宇宙対応が
悪いのよ。となれば相対的に条件は同じなんで、近づいてきた
オーバーデビルにいつもと同じ流れ弾をしかけて普通に落とす。
 オーバーデビルはこれで本当に最後。中にいたシベ鉄総裁と
シンシアさんのばぁちゃんも救助。コイツらもミーアさんと同じ
く、スパロボKじゃ死なない組らしい・・・別に生き残っても
嬉しい人じゃないけどな。
 シベ鉄総裁の
 「おお、宇宙だ! よし、これからは宇宙鉄道を目指すぞ」
 て言葉はいいなぁ。こういう逞しいオヤジが生き残ったのは
迷惑だけどいいことだと思う。

 すっかりザコもかたづいたころ、どえらく離れたところに
ガズムさん、単機で復帰。
 「ふふふ、おまえらの流れ弾作戦を封じるには単機で出れば
 いいだけのこと! これでボクに流れ弾をあてられまい!!」
 「なんとお!!・・・・って、戦力的にそっちが圧倒的不利
 ってだけじゃないの?」
 「・・・・あ・・・」
 「わぁ、みかけコドモだと思ったら思考までコドモでやんの。
 実質年齢かなり行ってるみたいだし、IQ判定したら30くら
 いじゃねーのか」
 「・・・・う、うっさい!! IQ30で宇宙を支配する組織
 の幹部つとまるかぁ!!」
 「だから勤まってないじゃん」
 「うがぁぁぁぁ!!」

 「いいですよ、みなさん、もっと心をえぐるセリフでレムさん
 の中にいるガズムを攻撃するのです!! 」
 「・・・ホントにそれで精神生命体を殺すことが出来るのかぁ」
 「死なないなら仕方ないです。でもイヤミはできるでしょ?」
 「わかった! 妹のためだ! ボクもやるよ!! やーいオマエ
 のかぁちゃんブタビッチ」
 「ふるい笑い話を・・・」
 「なんだとー!!姉妹なんだから、オマエのかぁちゃんだって
 ブタビッチじゃんかー!!」
 「うわ、まともに受けてるよ・・・しかもダメージくらってるよ」

 「ほわわーん、ラクスですよぉ、ケンカはいけませんよぉ。
 どうせドブを這いつくばって生きるだけの人生なんですから
 せめて愉快に生きないとぉ」
 「だ、だれがドブじゃぁぁぁ!!」
 「ああーごめんなさーい、ウジムシさんにはウンコは天国なのに
 悪く言われたらイヤですよねぇ、ラクス反省ー」
 「こ・・・こ・・・この・・・」
 ・・・・いつも思うんだけど、ワタシの中でラクスってどういう
キャラなんだろう。

 「かなり効いてるぞ!! よし止めだ!! おい、ガズム、
 オマエの部屋の全身姿見なんだけどな」
 「・・・は? ボクの部屋の姿見がなんだと?」
 「うわぁぁぁ!! やっぱ姿見持ってるよコイツー、ロリの
 身体乗っ取ったらやっぱ姿見かぁ!? 見ただけ?見ただけで
 済ませたの?」
 「いやぁ、見ただけじゃ済まないだろ。ノッピュコがポチッポン
 してチューラチャくらいのことは・・・」
 「してない!! チューラチャまではまだ・・・」
 「うそつけ、指にニオイついてるぞ」
 「え?」
 「ぎゃははははは、かいでやがる!! ここくる前にもしてん
 じゃん」
 「ひいいいいい!! 心がもたないー」
 ガズムさんレムの心から分離しかける
 「いまだ!!トドメを」

 主人公機、トドメの攻撃をしかけようとするが、パートナーが
 チューラチャの意味をわかってないんで発動できない。
 「なんでもいいんだよ、ソレ的なことなら、ちなみにウチの
 妹はいつも・・・」
 「言うなぁぁぁ!!」
 ガズムなのかレムなのか、きっつい攻撃でシェルディア機撃墜。

 「おのれー!! シェルディアををを」
 「なんでも良かったのね!! ワタシの場合オテニパだけど」
 「ひょおおおオテニパってなにぃぃいいいい」
 主人公機テンション最高潮! 新技発動でガズム機撃墜。ついでに
レム救助。
 「レム! 大丈夫か!」
 「うん、でもおねえちゃんが」
 「生きてるよー気絶してただけー。ところで、あんたがいつも
 チューラチャしてる時さぁ・・・」
 「死ねばよかったのよー、てか殺してー!!」

 ガズムさん、取り憑く身体を失ったんで、機体に取り付いて復活
するも、イベントであっさり撃破。かなり心に深手を負っていた
らしい。こういう戦いっておそろしいよなぁ。

 今日のお言葉「心を抉る矢は低劣であるほど強力である」

   だから大阪人は強いぞ

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