「こわいもの？ おらぁ饅頭だな」
「・・・そういう手口なら、おれは裸のお姉ちゃんだ」
「おお、そうくるか、だったらわたしはメガネのポッチャリ
でＭっ気のある童顔巨乳の裸のおねえちゃんだ」
「負けるかぁ！！ ぼくは４５才以上で体重１００ｋ以上
の更年期済んでさかりのついた裸のお姉ちゃんだ！」
「そういうのでいいなら、俺は１２、３歳で穢れを知らない
少女で超がつくＳのお姉ちゃんが・・・」
「・・・こわいのはおまえらや」
スパロボＫ日記第３０回
「ボクがこわい」
ディカルド武国の侵攻に対抗するため、シベリア鉄道のほうも
地方都市への侵略を開始したらしい。あいつらがやるならウチも
やるぞ！ それが防衛ってもんだ・・・って２０世紀の理論が
まだ通ってるらしい。まぁ、片やお侍だし、もう片っぽは産業
革命期の集団だから仕方ないけど。
で、２大悪党決戦てのか、シベ鉄の首都にディカルドが攻め
込むってんで、住民の救済にかこつけて、両方叩いちゃおうって
ことになる。 ルージくんが顔のいい師匠についてゾイド道の
修行するなんて話もあったけど、どうせベンチだからどうでも
いいや。
で、そのメインの作戦に行く途中、こちらもメインの戦場から
外れて地方の攻略に行こうとしてたのか、帰ろうとしてたのかの
シベ鉄運行管理部長（・・・あんま偉そうには聞こえないけど）
カシマルさん（名前のほうも偉そうじゃないなぁ）の部隊と遭遇
戦になる。
町の警備なんかのために動いてたガンソード系のプリシラさん
と４人組じいさんのエルドラソウルを間に挟む形で両軍展開。
一応、自分とこの敵なんで、ゲイナーくんが突出する。
「ふふふ、ゲイナーくん、キミのキライなものはなぁに？」
「・・・中年のオカマ」
「きいいいいいい！！」
中年のオカマ（って設定も偉そうじゃないな）カシマルさん、
乗ってるオーバーマンの能力は、その人が本心から嫌ってるモノ
の物理的影響を伴う幻覚をみせること・・・つまり、幻覚だけど
殴られたら痛いってこと。
で、ゲイナーくんが見た幻覚が・・・・
「うわぁぁぁ、まわりにキングゲイナーのパチもんが」
「ほほほほ、あんたが怖いのは自分のようね」
・・・いや、だったらキングゲイナーじゃなくてゲイナーくん
本人の群れが出そうなもんだけど・・・怖いのは乗ってるキング
ゲイナーだろ？
「うん、乗ると酔うから・・・ほら、あいつらからほのかな
ゲロ臭が・・・つられておええええ」
ゲイナーくん、気力５０減退。
ほかの人も・・・・
「カエルよぉ！！ カエルぅううう・・・爆竹で飛んだ内臓
がワタシの顔にぃぃぃぃ」
「風呂をのぞいたらバァさんでぇぇぇ！！ 責任とってねって
おっかけてくるうううう」
「大団円が・・・大団円がキチ●イだよう」
「ラクスの股間にあんなものがぁぁぁぁ」
「新婚初夜の邪魔者がぁぁぁぁ結婚半年で未だに初夜がぁぁ」
全員気力５０減退
こういう時に一番トラウマ多そうな男はというと
「ふふふふ、怖いものはエビフライとカメ・・・ここんとこ
いつも隣にあるから、慣れたわーっ！！」
トラウマと同居する男ヴァンさん、幻覚をはねかえす。
「うおおおお！！ まわりはハダカのお姉ちゃん！！ こわい！
こわくてたまらん！！ あああああゾクゾクするぞおおお」
怖いものが大好きな変態も世の中一杯いる・・・ゲインさん
とかな。
運動性ダントツのゲインさんと、火力一番で金もかけてるヴァン
くんに影響がないなら戦えないでもない。気力が低くてもシベ鉄
のユニットはザコばっかり。バリア持ちのゴーレム３機とカシマル
さんのオーバーマン（格好がまた全然偉そうじゃない）だけが強敵
と言えるけど、そこまで到達するころにはザコ倒して気力も上がっ
てるだろう。
ニセキングゲイナーは一定数を切れば追加が出てくるんで、ちょ
っと稼がせてもらう。ゲインさんに削ってもらって、他の人に止め
を刺してもらえば気力も結構上がるしね。
カシマルさん、金撒いてるだけです・・・まぁ、世の中で一番
怖いものだから、正しいっちゃ正しいか。
そこそこ稼いだころにはゴーレムはもう沈んでて、カシマルさん
も、キラくんの反撃に炙られてだいぶ弱っている。気力の戻った
ゲイナーくんで止めを刺しておしまい。
・・・・ガンソード系のライバルキャラ、レイさんが最後に出た
けど・・・
「エビフライもカメもな、食おうと思えば食えるんだよ！！
けけけけ」
気力が下がらないだけで、普段から根の暗い幻覚見てるヴァン
さんにあっさり返り撃ち・・・何をしに来たんだ。
前後編なんで、あっさりしてました。後編は多分こってりして
ます。
今日のお言葉「恐怖と快楽は同一カードではあるが、人は
自分の意思でそれを裏返せない」
わたしは新連載が一本こわい・・・二本でもいいよ？