「うひゃひゃ、時代を取り入れて、ビルドベースも
ギャルゲーモードじゃ。おねえちゃんてんこ盛りバイキング
状態じゃぞ。 さぁ、遠慮なく食え！」
「・・・・いや、こんな珍味ばかり集められても・・・」
ギャル？ゲーにたとえれば「ザ・ガッツ」かな
鋼鉄神ジーグ・・・・
スパロボＫ日記第３回
「手つけん珍味」
５０年ほど前、鋼鉄ジーグは邪魔大王国と戦い、敵をゾーン
と呼ばれる結界の中に封じて行方不明になったんだそうな・・・
・・・５０年前にいたってことは、この世界ではマジンガー
以前に存在したスーパーロボットってことになるねぇ。
んで、そのゾーンから邪魔大王国が復活しようとしてるって
んで、ゾーンを見張っているビルドベースから応援要請が来る。
前回の戦いから撤退したサスページさん、異空間を越える
デスクロスを応用してゾーンに入り、邪魔大と協力するらしい。
どうも、前回の撤退に手を貸した謎の人が暗躍してるらしいが
ま、いつものことだし。
「あなたが女王陛下と・・・」
「うむ、ヒミカじゃ」
「で、どれがトンズラーでどれがボヤッキー？」
「やかましいわ！ 」
で、余所者のオカマにいいとこを持っていかれたくない邪魔
大の幹部壱鬼馬さん、ハニワ幻神率いて出撃するという。
「ほんなら、いきまんねーん」
ビルドベース周辺の守りについていたＳＥＥＤの関係者らしい
ＭＳ隊、ハニワ幻神に一瞬で半壊させられ撤退。
「ブタもおだてりゃ木にのぼるー」
ま、調子にのってるとロクなこたぁない、丁度そのころ、
バイクレース中の草薙剣児くん、なりゆきで雷光馬というバイク
にのっかり、友人たちにハメられて鋼鉄神ジーグに変形。
「ええ！？ オレ、ひそかにサイボーグに？」
「安心しろ、関係各位に配慮して、今回はそういうのなしだ。
もっとも、邪魔大王国全滅・・・なんてノリも無しだけどな」
今回のビッグシューターに乗ってるのは鏡くんってイケメンと
つばきさんって、剣児くんのカノジョ？
んで、もう一機ビルドエンジェルって戦闘機がサポートに付い
てるんだけど・・・
「柳生充子だ」
・・・隻眼のたくましいおねえさんがパイロット・・・・・
ワタシが柳生って苗字だったら絶対娘に充子って名前はつけない
けどなぁ。
で、ジーグを中心にしたこのチーム、結構強いの。ジーグが
ちっこくて運動性高い上に、剣児くんが集中もってるんで、
ハニワ幻神の攻撃はほぼ当たらない。
「おお、すごい集中力だ！」
「剣児は、アリンコがアリジゴクにおちて体液吸われて干から
びるのを何時間でも見てられるんですよ」
「・・・・アホじゃん・・・・・」
・・・・かなりのアホらしい。先代は夜中にこっそりオヤジに
サイボーグにされていても気がつかなかったから、アホのレベル
が違うけどな。
「ふふふ、気づかないうちにサイボーグになったオレに敵は
なーい！！」
「だからそういうのはないって・・・」
「気にするな！ オレはサイボーグになったくらいでめげない
ぞ！」
「・・・これはひょっとして勝手に改蔵ごっこなのか？」
アホは強い！ ジーグ、あっさり勝利。 すると敵、味方に
増援。ダリウス邪魔大混成軍にダンナーベース隊。トンズラー
壱鬼馬さんはサスページさんに助けられて戦線離脱。ボス級
はいないからあとは敵を壊滅させるだけらしい。
んで、アホが暴れてる一方、ビルドベースにいた深く考え
すぎちゃう人、カガリさんの護衛で来ていたアスランくんも
一般市民を助けるためＭＳで出撃。集中持ちだもんで、こちら
も敵の攻撃はくらわないが、別にアリジゴクなながめない。
ながめるのは常時テンパってるカノジョと、ほっときゃアリ
ジゴクにはまりこんでいく親友。出るのはためいき。
戦闘はこっちの戦力も整ってきたんで楽勝。
剣児くんを先頭にビルドベースに引き上げてくると・・・
「早乙女門子だ！」
「身堂竜子だ」
・・・・なんかゴツいのがいるー・・・キューティーハニー
のコミックに出てたあばしり直子よりはすこーしだけマシだ
けど・・・・
「あの・・・せめてＶガンのシュラク隊くらいのレベルで
集められなかったんですか？」
「んー？ なんでじゃ？ かわいいじゃろ？ どれが好み
じゃ？ 口説いてよいぞ。ひゃひゃひゃ」
・・・・司馬遷次郎博士・・・ゴツイフェチらしい・・・
「とりあえず、鏡とメシ食ってきます・・・」
剣児くん、鏡くんといるのが一番安心するらしい。で、ただ
一人、ゴツくないつばきさん、二人についていく・・・腐？
で、なんでか知らないけど、主人公の知り合いらしい
謎のメガネっ子がビルドベースのオペレーターやってたりする
やっぱ、一年前に拾ってもらったらしい・・・正義の秘密
基地って門戸ひろいよな。
今日のお言葉「虫でもないのに蓼は食えない」
いや、ワタシはごつい系大好きだけどね、虫だから。