「ううう、オレなんかダメなやつだ・・・起きてたって
 しょうがない・・・寝よう」
 「ヴァン・・・」
        
          *

 「うおおおおお!! 朝だぁぁぁ! 今日も元気にカギ
 爪さがすぞぉぉぉぉ」
 「・・・・一晩記憶がもたないんだなぁ・・・・」
 「ダメなやつってのはたしかだねぇ」

 スパロボK日記第33回
 「童貞は持続性もゼロ」

 ヴァンのこだわりはともかく、カギ爪さんのやろうとして
いることがとんでもないと判明したんで、ディカルド討伐班
とカギ爪阻止班に分かれることになる。ま、ゾイドよりは
ガンソードのほうが馴染みなんで、カギ爪班かなぁ。

 で、カギ爪が野望のために作ってるロケット壊しに出発
 「で? その野望てのはなんなんだ?」
 「うん、全人類の意識を一つに統一して一つの巨大な意識
 体になろうと・・・」
 「ひいいいい!! そんなどこにでも転がっている恐ろしい
 話ををををを」
 ・・・・どこにでも転がってるとこが恐ろしいよなぁ
 意識融合とか言い出す話が今回だけで3っつもあるわけ
だし。

 で、敵本拠に接近中に、途中で他人のケンカに巻き込まれる。
シベ鉄崩壊で、ディカルドに身売りしたカシマルさんの一派と
シベ鉄ロンドンで未だにがんばってるアスハムさんの戦い。
 他人にイヤなもの見せてやる気を無くさせるカシマルさんに
世の中イヤなもんだらけのアスハムさんが勝てるわきゃない。
 「うごごごご、傷口からフナムシがフナムシが・・・海水浴
 で擦り傷作って、そこから入ったフナムシの卵が体内で孵化
 して、薄い皮膚の下をちいさなフナムシがウズウズ潜っていく
 のが見える見える」
 「実況しないでー!! しかけたこっちにもダメージ来る
 わよ!!」

 ・・・・無視してもよさそうなんだけど、大回りしてると
敵に察知される危険は同じでも、迎撃の時間を与えるって
ことで、一気につぶすことに。完全不利なほうのアスハム
を説得して自軍に引き入れ、カシマルだけを相手にする。
 ゲイナーくんに対してまたも偽キングゲイナーを出しては
きたけど、今度は誰の気力も下がらない。突出しすぎた
シンシアさんはイヤな幻覚くらったみたいだけど
 「いやぁぁぁぁ!! ゲイナーが台所でコンニャクに変な
 溝刻んで自家製オナホ作ってるぅぅぅ!! 名人芸クラス
 に手なれてるぅぅぅぅ!!」
 「え!? のぞいてたの!? じゃなくて、変な妄想見る
 なぁぁぁぁ!!」
 ・・・シンシアさん、主力でもなんでもないので、とにかく
アスハムさんと一緒に後退させ、前線はキラくんとオナホ
名人に支えてもらう。

 チーム分けの結果、こっちには削り用機体ばっか集まって
大火力はヴァンさんだけなんだけど、これはいまオチコミ中
だし、ボス戦はちょっと辛い。まぁ、カシマルさんはそんな
にHP高くないから大丈夫でしょう。
 ザコを食べつつ、流れ弾でカシマルさんを削ってると、

 「うおおお!! 良く寝たー!! 嫁さんの夢みてパンツが
 イヤな具合に汚れたが、気分はすっきりだー!!」

 ヴァンさん、死んだ嫁さんの愛で復活・・・カシマルさんが
妄想見せようとしても脳が極限までコンパクトなんで、情報が
入らない。嫁さんで容量一杯なのね。
 返って気力あげて、新技までカシマルさんにブチかまして
ヴァンさん絶好調・・・・なんで?って聞くだけムダなんだ
ろうなぁ・・・こいつにかぎっては。

 で、アホのぶちかましをくらって目を回してるカシマルさん
幻覚を出すことも出来なくなってしまい、おまけに・・・
 「ああ、キラだけど・・・MAP兵器撃てるだけ気力溜まった
 から・・・・」
 「きひょおおおお!! そんなゴミ掃除みたいにぃぃぃぃ」
 残った敵兵力の全てを巻き込んで熱血MAP兵器炸裂!
 ホント、すさまじいな。この武器。

 さすがに、ここまでハデなことやって、本来ここらを縄張り
にしてる人たちに見つからないわけはない。
 ウーさんにカロッサ、メリッサの双子率いるカギ爪軍登場。
 カギ爪軍としてははじめてザコまでつれてきている。どっち
かというと硬くて鈍い機械獣系かなぁ。バリアとかはないんで、
HPが多少多目な以外は、敏捷な機体が多い味方軍にはさほど
に苦労はない。

 ヴァンは先日敗北したウーさんに逆襲。
 「なに!? 何故だ! こんな短期間に立ち直るとは」
 「・・・・だれだっけ? おまえ・・・」
 「まさか!! こいつ、同士カギ爪に匹敵するアホなのかぁ
 ぁぁぁぁぁ」
 流れ弾で削られたウーさん、結構あっさりヴァンにやられる
 イベントの守りがなきゃ、ヨロイって結構攻撃当てやすい
もんなぁ。
 カロッサ、メリッサも流れ弾で削られて、第3勢力で出てた
レイさんのヴォルケインに叩かれてたところをヴァンのコンボで
撃沈。アタックコンボのレベル高い相手にザコつれてくるのは
逆効果だよぅ。

 「ふん、ヴァンよ、カギ爪はオレが倒す!」
 「カギ爪はオレの獲物だ!!・・・ところで、オマエだれ?」
 ・・・昨日のことも覚えられないやつに2MAP前に会った
人は覚えらんないかぁ・・・・
 「あれ? じゃ、オマエ、なんでカギ爪だけは覚えてるんだ?」
 「ふふふ、手のひらに書いてあるからな! しかも忘れない
 ように両てのひらに書いてあるぞ だからトイレにいっても
 手は洗わない!」
 「・・・・まぁ、がんばれや・・・かかわりたくないから俺は
 俺でやるし」
 ・・・・賢明だな、レイくん。

 一方、助けてもらった形のアスハムさんは、こんなアホと同行
するのはイヤだなぁ、とか思いつつ断ることもできないんで仲間
に・・・まぁ、アホの程度はさほど変わらんし、がんばれや。

 今日のお言葉「アホの覚えが悪いのは、何かでアタマが一杯に
        なると、それを追い出せないからなんだよ」

   ワタシの場合、マンガとアニメと特撮。

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