「おーい、河豚田さん、借金の返済期限が過ぎ
 てるぜ。どうしてくれるんだい」
 「パパとママはいま、ほうちょうもってけんかして
 ましゅ」
 「おげぇ!おががー!うぎょねぎー!」
 「たぽお!いぽぽう!ふひっほー!!」
 「・・・もうしゅぐ、おくすりがきれるんで、まって
 もらえましゅか? どっちかはいきのこるとおもい
 ましゅから」
 「・・・・いえ、出直します」

   疳の虫大暴走!の巻

 スパロボL日記 第10回

 「矢島美容室」

 SEED勢と別れて日本に帰ってみると、浩一君が
頭の悪いピーター・パーカーの如く暴れていた。
 「正義パーンチ! 正義キーック! 正義チョーク
 スリーパー!」
 「ひいい、闘い方はでたらめなのに、ナチュラルに
 つよいー」
 荒れてたころのサンレッドみたいですな。
 あんまし怖いので、巻き込まれたくない碇シンジ君は
さっさと転校した模様・・・多分転校先でもっとヒドイ
ことに巻き込まれるんだろけど・・・

 で、見かねたヴァンプ将軍・・・じゃなくて親友の
矢島君、浩一君を呼び出して説得を試みる。
 「いいか、浩一。大いなる力には大いなる責任が付いて
 いるんだぞ」
 「矢島! そのセリフは死亡フラグだ!!」
 当然のように突然現れた敵マキナ(ラインバレル世界
でのロボットのこと)の攻撃で矢島君のお腹に鉄骨が
ぶっすり。
 「うおおお、なんじゃこらぁ」
 「矢島ー! この状況ならソレを言いたくなるのは分かる
 けど喋るな! 今医者に・・・」
 「いや、オレはもうダメだ・・・あのな、お前を守って
 たのは、そのほうがお前のカノジョの気を引けるかなー
 と思ってたからで・・・」
 「・・・あいつ勝手になんか妄想してたけど」
 「うむ・・・だから・・・気をつけろ・・・腐ったものは
 身体に悪い・・・」
 「矢島ーーーー!!」

 疳の虫爆発の末、浩一君、ラインバレルを呼び出す。
 「おあががが! けぱてごてんちよべー!!」
 ラインバレル、謎のマキナを攻撃。
 「んごほー!! あぎょるてんたりー!!」
 ・・・敵もあんまし変わりはない。
 ラインバレル出現に対応してダンクーガも来たけど・・・
 「なんかお取り込み中みたいだねぇ」
 一歩引いてる・・・都合よく、謎の赤いダンクーガも来た
もんで、こっちの相手をすることにする。

 味方軍が出撃して、とにかく謎のマキナを撃破してライン
バレルを落ち着かせようとする。 
 「お取り込み中みたいだから、今回は失礼するよ」
 赤いダンクーガー、巻き込まれないようさっさと撤退。
 謎のマキナを落とすと、ラインバレルさらに暴走。
 「うきょー!! そいつはオレが倒すはずだったのにいい
 くらえ!矢島の恨みビーム!!」

 ラインバレルのMAP兵器らしきもの、味方全員に命中。
HPの半分くらいを持って行く。
 とにかくもう一度今のを撃たれる前にラインバレルのHPを
10%以下にしろと言われる。が、同時に加藤機関も出撃して
来たんで、とにかく目の前のラインバレルを黙らせんと、弱った
とこに攻め込まれちゃたまらない。
 幸い、加藤軍は1ターンじゃ攻撃範囲に来られないくらいの
距離なんで、今のうちに波状攻撃でラインバレルを削る。
 「うきょおおお!! 我こそは矢島の怨霊おおおお」
 HP回復して再び攻撃しようとするのを森次さんと山下君って
ホモホモ上司と部下コンビで止め。よし、じゃ加藤軍落として
稼ぐぞ! と振り返ると・・・
 「お取り込み中らしいんで、謎のマキナだけ回収して帰り
 ます」
 ・・・全員撤退・・・つまり、今回ラインバレル一匹分しか
稼げなかったってわけか・・・うきょーーーー!!

 まぁ、とりあえずラインバレルと浩一君回収・・・無事味方軍に
編入できるのか、重症厨ニ病。
 「大丈夫だ。ウチの連中はみんな経験がある」
 ・・・だったなぁ・・・治りきってないのとか、別の病気併発
してるのとかいるけど。

 今日のお言葉「人だけが人の人柱となれる」

    スパイダーマンの昔から変わってないねぇ・・・

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