「イクサー１お姉さま、私はあなたを倒すために
作られたイクサー２です」
「ふーん・・・じゃ、どうぞ。倒していいですよ。
どうせ渚はグレたまま振り向いてくれないし、生きて
たってしょうがないもの」
「・・・いや、だからって、一撃でポンとやっても
あたし、あとの人生何やっていいかわかんないし・・
生まれたばかりで初めての出撃で人生の目的終わりって
それはちょっと虚しいてか、悲しいてか・・・」
「あら、爆弾なんかみんなそんなもんじゃん、ほい、や
ったんさい」
「ぅえええん、お姉さまぁ」
誰かによって生きる人生は悪意にしろ好意に
せよ満たされてはいる・・・その誰かが消失
すると同時に空虚と化す危険を孕んではいるが
スパロボＬ日記 第１１回
「２子ちゃんが来た」
「あたしは戦わないって言ってるのに、あんなもんに
乗せて入院までさせて！ 訴えるからね！ そんで勝つ
からね！！」
左の人に法律持たせるのはある種「キチ○イに刃物だよ
なぁ。
「あんたみたいな非実在戦闘少女、法律が出来たら瞬時
に消滅するんだから！」
イクサー１にさんざ悪態つく渚。戦争さえやらなきゃ何
やってもいいって日教組教育受けた世代はこれだから・・
一方、矢島君を死なせた浩一君、疳の虫まで死んじゃって
すっかり去勢豚状態。
「いや、もう正義なんかアッシの手にゃあ余ります。アッシ
なんか便所の横の古タイヤの下で丸虫の腰痛治療してるのが
精一杯のクソでやんして・・・」
・・・去勢豚でも、もうちょっと覇気あるな・・・
まぁ、落ち着いてから話しようってことで浩一君開放。
脱走した渚と、戦うか戦わないか談義なんかで盛り下がる。
そんなとこにやってきたのがクトゥルフ軍。以前倒した人
のおレズ相手とイクサー２が組んでやって来ている。
オマケってわけじゃないんだけど、邪魔大王国軍もやって
来て、とりあえず共闘するらしい。
味方のほうは前回のラインバレルの矢島の恨みビーム浴びて
ボロボロなんで、イクサー１とシズナ、イズナ姉弟の金槌みた
いなマキナ、それに主人公機。
「ふふふ、お姉さま、私はあなたの妹イクサー２」
「妹ですって？・・・なんだか私より賢こそう・・・でも
この見かけでバカだったら、かなりみっともないですね。
２ちゃん、お勉強はしなきゃダメですよ」
「・・・いや、多分ねえちゃんよりは賢いから・・・」
でも結局ケンカ以外に語る言葉は持たないらしいからどっちも
バカである。
ＨＰ削ったせいか、それとも単にターン経過か、イクサー２
ロボットを呼び出す。
「さぁ、合体だよ、私のパートナー！！」
イクサー１に渚が必要なように、２もロボットを動かすには
パートナーが必要らしいんで、おレズ娘の片割れをのっけている。
「コバルトの仇ぃいいい！！ うきょおおおお！！」
・・・それを痛い思いで見てる浩一君・・・
「うわ、みっともないなぁ・・・オレあんなんだったの？ イヤ
イヤイヤ、もう見たくねぇー」
さっさとしまっちゃおうってことなのか、ラインバレル出撃。
一方、戦闘いや、おうち帰ると言ってた渚さん、状況の説明を
受ける
「あなたのおうちは最初のクトゥルフの侵攻でアチャコになって
両親ともオチャコになりましたよ」
「ええええ！！ おのれ！ 私のスネをををを！！ イクサー１
合体してあいつらタコるでぇええええ！！」
自分の身に危害が及んだ場合、左の人のほうがより凶暴になる。
北の将軍さんとこがそうだね。
かくして、ラインバレルとイクサーロボ、参戦。・・・でも、
どっちもさほど性能良くないなぁ。
でも、ようやっと味方軍の残りも出てくれたんで、まともに戦える
ようになる。とりあえずイクサー２のロボット、イクサーΣを倒すと
イベントでイクサーロボに強力な技が備わる。
「イクサーロボフルパワー、渚の出て行けビーム！！」
ちゅどーん
「次はどいつじゃぁあ！！ あたいの寄生人生無効にさせた奴は
一匹残らず擦りつぶしたるぅううう」
「・・・ラインバレルくん、ぼくら冷静に行こうね・・・」
疳の虫患者は虫が死ぬとすっかり大人しくなる・・・大日本帝国
って国がそうだったね。
んで、返す刀で邪魔大を全滅させる・・・ジーグの撃墜が敗北条件
だったんで、なんかあるのかなぁと思ってたんだけど・・・あ、あった
全部終わったあとに神獣「破瑠覇」てのが出て、ジーグと戦うことに。
別に敵ってわけじゃなく、ジーグを試しに着たらしい。
適当に倒すと、負け惜しみみたいな雰囲気だけ出して去って行く。
・・・邪魔大が来る意味はなかったよなぁ。
今日のお言葉「人の醜態は何よりの教科書」
浩一君、素直になって仲間に・・・もう中三になったんだね。
渚ちゃん、凶暴化して仲間に・・・貧乏になったからだね。