「ぐはははは! オレが正義だ!!」
 「おお! 正義、パン買ってきてくれ」
 「ぐはははは! まかせろ!!」
 「正義ー掃除しといてー」
 「たやすいことだ!」
 「あのさぁ、お前バカにされてるぞ?」
 「なにぃ!! 貴様、正義を愚弄するかぁ!! 正義の
  鉄拳!」
 「ひいいいい!」

  正義にせよ悪にせよ、知恵がなくては行えない。

 スパロボL日記 第7回

 「みんな正義だとオレの立つ瀬がないじゃなイカ」

 ラインバレルの浩一君、アホ全開で学校で正義の嵐を
吹かせてるが、アタマがアレなんで、もひとつ上手くは
いってない。見張ってるカトル君は気長に見守る構えだ。
 「だって、昔見張ってたやつなんて、3分に一度人殺そう
 とするし」
 上がヒで下がロの人だね。

 で、ラインバレル獲得を狙う加藤機関が攻めてくる。
 「うおおお!! 正義の出番だ! ラインバレルを呼ぶぞ」
 「はい、ではわたしの乳に手を置いて、衆人環視の中で
 揉みまくってください」
 「え?・・・そういう呼び方なの?」
 「そうです! 乳に起動スイッチが」
 「チタノサウルスかよ・・・じゃ、もみもみ・・・」
 「あああ、あなた最低です!!」
 不埒なことして罵られることでラインバレルは起動する
らしい・・・いろんなとこに虫涌いてるな・・・

 加藤さんとこは五飛含む名前持ち3人と、前に戦った時と
同じ陣容である。
 この組み合わせにはダンクーガ・ノヴァもなんらかの指令
をうけてるらしく、出現するんだけど、そこにダンクーガの
敵らしい赤いダンクーガっぽいのもやってくる。
 こいつとダンクーガが睨み合ってるところが最前線なんで
かけつけた味方軍もダンクーガの孤軍奮闘にならないように
合流をめざす。

 ラインバレルも出てるんだけど・・・
 「うがぁぁ! オレ以外に正義を名乗るやつが一杯ーっ
 しかもオレに説教するしー。オレ以外全員ニセモンなんだー」
 取り付く島もない・・・限定物の服買って学校着ていったら
全員同じようなパチもん着てた時みたいな気分なんだろうな。
 しかも現実にはみんなが本物で自分のほうがパチもんなんだ
から、もうどうしようもない。暴れちゃうしか!
 ってんで、中立ユニットに・・・味方からは離れてるし、高い
HP回復もってるんで、敵の半分引きつけといてくれるだけで
別に邪魔にはならない。削ってくれたザコにこっちが止めさして
行けるんで、味方になるよりむしろ役に立ってるんじゃないか
なぁ。

 ダンクーガの赤い敵はある程度削るとさっさと撤退。顔見せ
だけだったらしい。残りHPがかなりあったから一周目では
落とせないんだろな。
 加藤機関勢は名前持ち3機のHPが高い以外、ほめるとこない
連中なんで、あとは順繰りに落していくだけ。敵がいなくなりゃ
浩一くんも疳の虫が落ちるだろと思ってたんだけど・・・
 「んごおおおお!! おまえらみな悪人、オレ倒す! うほほ」
 あかん、疳の虫が脳に侵入したらしい。こうなったら虫と同じ
だから殴って気絶させろってんで、みんなで殴ると・・・
 「ぐはははは、ちっとも痛くなーい。痛いと感じる脳を虫が
 食べたからー」
 ラインバレルHP大回復。どうするよ、と思ったとこでライン
バレル系のキャラらしい冷血軍人風の兄ちゃんがあらわれて、
ラインバレルをボコる。
 「うごお! オレの友達強くてさぁ、オレの彼女を守ってくれ
 るんだよ・・・で、ついでにオレも守ってくれるんだよ!守る
 のはオレなんだよ! くそぉあいつとオレ、彼女から見てどう
 なんだ!」
 「いや、なんか妄想しながらヨダレたらしてたけど」
 「ふーんだ! もうロボットなんかいらねーやい!」
 厨ニ病らしく、イヤになったことは放り出し、逃げちゃった
浩一君。まぁ、カトル君がなだめて連れ戻すだろうってことになる
 「はっはっはっ、まかせてください。以前捕まえたやつなんか
 3分に一度人殺そうとするやつで・・・」
 ああ、真ん中がイの人だね。

 今日のお言葉「虫に言葉は通じない・言葉通じないやつは虫」

    ○○人とかな・・・

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