「わたしの計画は完璧よ! わたしの知るかぎり」

   こういうのを田舎もんと言うんですよ

 スパロボNEO日記 第30回

 「おばちゃん皮算用」

 オリジナル敵さんの本拠地ウルタリア要塞に呼ばれた
んで、最後の精霊石も持ってるらしいし、出かけることに。

 ウルタリア要塞を仕切っている女科学者キャオスさん、
そっちのほうこそアースティアを守るために協力しなさい
とのこと。 それならまぁ大同団結してもいいんじゃないか
とわたしなんか思うんだけど・・・
 「目的はともかく、手段が気にくわん!」

 ・・・・アニメ世界のあらゆる揉め事の根幹を言いやがっ
 たな・・・

 他のことはともかく、アイアンリーガーさらってDG
細胞で対邪竜族用の機械兵に改造しようってとこが同意
できないポイントらしい。まぁ、仲間にその被害者いるし
加害者の血縁者もいるし、看過できないだろうなぁ。

 「その点だけやめてくれるんなら同盟もあるんだが」
 「いやです。やめません。協力しなさい」

 こういうのを田舎もんと言うんですよ

 都会では、他者との交渉には譲歩というものが必要なん
です。

 仕方ないんで戦闘開始。

 敵はオリジナル系のザコ敵に加えて、成りそこない美形
ライバル、リバリス君のぶっさいくな顔メカ。それに問題
なのが、MAP左右端に配置されている砲台。
 こいつは毎ターン、攻撃範囲内にいる敵のHPを無条件
に1000持っていく。HPにおいて敵より不利な味方軍
としちゃ放置できない。なによりも先にコイツら2基を
潰す。
 
 とりあえずの目標はキャオスのおばはんのいる要塞司令塔
みたいなのを潰すことなんだけど、ザコが湧くので、邪魔な
顔メカを始末してから食べることにする・・・扱いザコ以下
なんやね・・・

 砲台以外はさして厄介なもんでもなかったんで、ザコが
湧かなくなったら、さっさと司令塔を落す。

 「ほほほほ、ここまでは予定どうりよ! わたしの新メカ
 のデビュー用意がととのったわ」

 キャオスさん、擬似アームドファントマとかを使ったアル
グノシスのぱちもん、シグニクスを出してくる。
 同時に出たザコはオリジナルではなく、デス・アーミー

 「ほほほ、わたしの技術は最高なのよ!」
 「の、わりには自分のオリジナルじゃなくて借り物ばっか
 出してきたな」
 「・・・・ほほほ、わたしの技術は完璧なのよ!」

 ・・・科学者としても、かなりの浅瀬に限界があるな、
この人・・・

 限界の浅いおばはんはやっぱたいしたことなかった。
復活してそばにくっついてる顔メカのほうがまだ強い。まぁ
くっついてくれるなら、一挙に脱力かく乱かけられていいん
だけど。
 「キャオスさま! 命にかけてお守りします!」
 「と、言いながら援護防御しないじゃん! リバリス」

 傍にいる意味がない・・・今回、ほんっと敵はおバカです

 で、おばはんを落すと、おばはんで田舎もんだから負けを
認めない。
 「わたしが間違ってるわけがないんです! わたしが検算
 したんですから!」
 ・・・同じ人間は同じとこで間違うよ?
 「てなわけで、出なさい!! デス・アーミー!!」
 わらわらわら・・・
 「ほーっほっほっ! いくらでも湧いてくる敵に勝てます
 か!」
 わらわらわらわらわらわら・・・
 「ちょっと・・・もういいから・・・」
 わらわらわらわらわらわらわらわらわらわらわら・・・
 「きーーーー!!」

 「ドモンさんのDG細胞講座だ。こいつら、勝手に増えて
 勝手なことします。躾けても一瞬で忘れます。自己修復
 自己進化、自己増殖に加えて自己忘却能力もあります。
 タチと頭の悪いヤンキーだと思ってください」
 「ひいいいい!! 田舎もののわたしには分かりやすい
 例えですわー!!」

 ヤンキー、増殖。ウルタリア要塞、一瞬でヤンキー仕様に。
おばはんのシグニクスも乗っ取られて操縦不能に。
 「こんなはずはないわ! いい子たちだったのにヤンキー
 だったなんて!」
 ・・・まぁ、母親はそういうとこ自己暗示で見ないことに
するから・・・
 「ちょっと、あなたたち! お助けなさい!」
 おばはんなのでずうずうしい・・・・
正義の味方としちゃ、こんなもんでも助けないといけない
んで、次回、デビルガンダムと戦います。

 今日のお言葉「何を知らないのか知ることを知るという」

   自分の視界以外の世界が存在しない人、学者にも
   いるから・・・

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