「立花のおやっさんでショッカー首領を倒してください」
 「無理です」

  ・・・場合によっちゃ、ソレに近い無茶を言われた
  面だったぞ。

 スパロボNEO日記 第28回

 「バクチの4人」

 精霊石をガルデンたちから守るため、ニンジャの里へ
行く隊と、この世界に何故か侵入している機械化帝国の
動向を探る隊に分かれる。 ちょっとした理由でエルド
ランチームを贔屓しているんで、機械化帝国側に行く
ことにする。

 が・・・どえらい間違いだった。まず、ダイテイオー
組と、マグナムエース、マッハウィンディの4機で偵察
に出た結果、遭遇してしまったゴールド3兄弟相手に
戦わなきゃいけなくなったこと。 4機で3兄弟全てを
撃墜せんといかんらしい。 
 幸い、ウチではこの4機、鍛えてあったんで出来ない
こともないんだけど、もしこいつら2軍に置いてる状態
でこのMAPに来てしまったらもう全滅しかないだろう。
 実際、アイアンリーガーは可も無く不可もないハンパ
なユニットだし、ダイテイオーはエルドラン組の中では
ベンチになりやすい。育ててないプレイヤーも多かろう。
 「まぁ、オレらは鍛えてるから勝てるけどな」
 「いきなり、こっちを全否定してくれるじゃねーか!
 どういう根拠で言ってるんだよ!」
 「お前らの攻撃、当たらない。こっちのは当たる」
 「・・・・いや・・・たしかに勝ち目ないけどよ」

 命中も回避も敵を上回ってる上、精神コマンドも使える
分、こっちのが強い。回避あげておいてよかった。
 ただ、敵のHPは例によってでかいんで、大火力で
挑みたいとこなんだけど、今、補給できるヤツがいない
・・・で、考えてみると、第二の間違いが発覚。
 マジンガーチームもラムネチームも精霊石組だから
こっちは母艦搭載以外に補給の手段が無いんだ。
 仕方なく、ゴールド兄弟に豆鉄砲をぶつける。

 「俺たちの熱い思いを受けてみろー!!」

 ぺっちん・・・

 「たぎるオイルに刻み込めー!!」

 ぱっちん・・・

 「アニキ・・・さぶいよ・・・なんかこの戦いさぶい
 よぅ」
 「耐えろ、今は日本中どこでもこんなもんだ」

 それでも、こっちは当てる、むこうは当てられない
だから勝負は付いている。時間だけをかけて3兄弟撃墜。
 「どうだ!! 熱い思いがよみがえったか!」
 「いえ、めっさ寒いです」
 「じゃ、しょうがないな・・・イベントならEN減ら
 ないし、大きいのいってみるか」
 マグナムエース、最終技のアステロイドキャノンを
発動。対地能力があるんで、高い気力とENコストを
考慮してもなかなか使える技である。
 「うわぁぁぁ、いきなり熱いやんかぁ!!」
 ゴールド3兄弟、正気に戻ったらしい。

 が、同時にエンジン王率いる機械化帝国軍参上。
 「機械のくせに、熱いとか寒いとか、おまえら変」
 「変とちがうわ!! これはなぁ、温度の話じゃなくて
 ハートてのか・・・」
 「だから変だと言ってんじゃん」
 「・・・あ、そうか」

 エンジン王、その変なものによって味方軍が計算以上の
力を出せるのが興味深くてしかたないらしい。実は異世界
にまで兵を出したのもそれ見たさにらしい。
 「あなたがたは追い詰めたほうが、その力を出しやすい
 ようですんで、いぢめさせてもらいますよ。ほほほほ」
 「・・・機械としちゃ、そっちも十分変だと思うけど
 なぁ」

 敵の数が出たわりに味方はゴールドアームが増えただけ。
ただし、ゴールドアームは他の二人がサポートに入っている
形のユニットなんで、精神コマンド3人分で、あとの2人
に交代も出来るという、アイアンリーガーでも使い勝手の
よさそうなユニットである。実際結構役にたってくれて、
 敵ザコはぽこぽこ落ちる。

 「危険なオトコ! 原子王である!! 機械化帝国の
 威信にかけてぇ・・・・ああ、いかん熱暴走が熱暴走が
 制御棒をにゅにゅとつっこまねばー!!」
 ・・・なんかさらに変なのきたー

 エンジン王の集めたこっちのデーターで作ったという
ダークゴーザウラーでやってきたのは原子王さん。電気
とか、エンジンとかとは危険さの規模がちがう名前だなぁ。
 
 原子王の出現位置はエンジン王とは真逆なんで、各個
撃破するために、とりあえずエンジン王方向に総員移動。
原子王の連れてきた部隊とはあと2ターンは接触しない
はずだから、とにかく少しでもエンジン王隊を減らす。
 「これこれ! はさみ撃ちにしていぢめようという
 こっちの意図はどうなるのです? こっちにばっか
 来たらいかんではないですか」
 「うるせぇ、地球人は原子力と聞いたら逃げるように
 教育されてんだ!」
 ・・・間違った教育ですけどね・・・

 そうこうしてるうちにやっと味方本隊登場。ドモンや
ライガー、ゲッターなんかの気力が上がると圧倒的に
強くなる機体に残りさほど多くないザコを食わせて対ボス
の体制を作る。
 エンジン王はエルドラン4機でボコにして、原子王の
ダークゴーザウラーは飛行状態なんで、対空特性があって
しかも強力な大雪山おろしを中心に攻め立てる。
 「いけません、いぢめるつもりがいぢめられてます!
 ・・・まぁ、これはこれで・・・」
 「やっぱ変だって」

 ちゅどん!

 「おおおお、わしを攻撃すると、いろいろ漏れるぞぉ!」
 「はははは、ゲッターなんてもんに乗ってて今更ンな
 もん気にするかーい」

 ちゅどどん!!

 なんか味方来たらあっさりな面だったな・・・まぁ4機
で持ちこたえる前提の面だから、その4機が強いか弱いか
で激しく難易度が変わるコンセプトだったらしい。
 ウチはバクチには勝ったみたいだけどね。

 今日のお言葉「日頃の蓄積は多少の間違いを問題としない」

   もし、少しも鍛えてなかったらどうなってたん
   だろう? 昔のスパロボって力足らずハマり結構
   あったし・・・・・多少興味あるな・・・・・

   ・・・ちなみに、昔出たPSの仮面ライダーV3の
   格闘ゲームでは立花のおやっさんで、デストロン
   首領倒せたけどね。

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