「くくくく、ここは死の世界。いままでに死んだ
 ものたちの魂が集まる場所。おまえらが倒した悪の
 魂も全てここに集まっておるのだ」
 「・・・・てことは、おまえらが殺した人たちの
 魂もいるんだよな?」
 「・・・・え? まぁ、いるけど・・・・」
 「どっちが多いの? オレらが倒した悪と、お前ら
 が殺した一般人と」
 「・・・・・そりゃ、こっちが殺したほうが遥かに
 多いかなぁ・・・」
 「おまえのオヤジとか、学校の先生とかもいるのか
 なぁ?」
 「・・・・・・・・・・・そうだな・・・・・・・
 いるんだよな・・・・・」
 「この世界で戦うのやめるか?」
 「・・・・やめたいなぁ」

   そういうわけにもいかないんで戦います。

 スパロボZ2再世編日記 第57回

 「これはお前の死んだオヤジの拳だ!」

 ゲシュタルトさんがみんなをつれてきたのは死の世界。
出てきたのは混成軍もいいとこのスーパー系のザコ敵
オンパレード。仕切ってるのがゴッドマーズの敵なんで
そのへんが若干多い比率だけど、まぁ混合としか言えない。
いままでムゲさんとかゲシュタルトさんとかはここから
部下連れて来てたんだねぇ。

 敵はザコとはいえ、かなりHPが高くなっていて、
1度の攻撃では沈んでくれない。前回に引き続き、アーク
グレンの撃墜が敗北条件なんだけど、味方がそれを守る
ようにグルリと配置されてるんで、まぁその心配はない。
 おまけに敵のほうでアークグレン目指して近づいて来て
くれるんで3ターン目味方ターン内で初期敵全滅って目標
は達成出来る。敵は一斉にせめて来て、一斉にダメージ
受けてくれるんで、高いHPでもなんとかなる。

 問題だったカテドラル・ラセンガンはMAPの隅で動か
ないんで攻撃しなくていいらしい。

 規定内に敵を倒すと、ゲシュタルトさん登場。
 「ふはははは、ムダだ。この世界ではわしらは不死身よ」
 「・・・・お前、ズールだろ?」
 「え? なんでバレた?」
 「その死ぬほど偉そうなとこだよ」
 この蘇った死者の軍団率いてたのはズール皇帝とムゲ大王
だったらしい。2人がすこしのザコつれて登場。
 「悪霊よ、お前たちをここに叩き込んだやつらがいるぞ。
 さぁ、祟ってやるがよい」

 全員の気力が減退。マーズはデビルリングでもう命が
持たない。
 「まけるな! マーズ!」
 「おお! あのグレーの光は!」(単に薄暗いだけじゃん)
 「この世界にはズールたちに殺された正義のものたちも
 大勢いる! その者たちが力を貸してくれるぞ!」
 薔薇の騎士さん登場。

 「おおおお、力が戻ってくる!」
 「そうだ負けるな! ズールとムゲに・・・ズールムゲに
 ぷぷぷ・・・ズールムゲ」
 「ううう力抜けるじゃないか」

 「あ、そうか2人ならんだら・・・・カッコ悪! 寄るなよ
 ズール」
 「おまえこそ! ムゲ!」
 悪も力抜けてるらしい・・・・作ってるあいだにバンプレ
の人も気がつかなかったのか?
 いや、実際には強力なMAP兵器もってるズールが厄介だ
から脱力かけて使えなくしたんだけどね。

 こうなっちゃ悪の帝王の威厳もクソも無くなって普通に
倒されるズルムゲコンビ。ムゲさんは本当に普通に倒され、
ズールさんは一応復活してゴッドマーズの新技て倒される
イベントあったものの、新技てのはゴッドマーズが金色に
なってファイナルゴッドマーズかますってだけ・・・・
 「ぷぷぷ、宇宙の金王者ゴッドマーズ・・・」
 「兄貴うるせー!」

 まぁ、マーグのおかげで助かりましたな。

 で、ずっと休んでいたカテドラル・ラセンガンが活動
再開したんで、ロージェノムのアドバイスで中に入り込ん
でラガンのドリルで制圧することになる。

 新しい小さなMAPに切り替わって、改めて出撃機体を
選ぶ。敵も少ないんでこっちも8機くらい。気力は一杯
なんで、無理にザコとからまず、ボスであるダークグレン
ラガンを倒すことに専念。ところが、こいつ意外と弱い。
 攻撃力はあったのかもしれないけど、ひらめいて不屈る
から関係ない。ただの弱い奴でした。

 そのあと、中核に立ちふさがるニアをシモンが説得
 「ニア。お前は俺たちのことを忘れちゃいない。俺の
 贈った指輪をまだしてるじゃないか」
 「う・・・・」
 「別に太って抜けなくなったわけじゃないんだろ?」
 「うぐぅ!・・・・・も、もちろんです! やだなぁ
 シモンたら。あははははは」
 「あははははは」

 てんで、ニアも帰還。カテドラル・ラセンガンは死の
世界で眠りにつきました・・・・てことは超銀河大グレン
は今回出番無しか・・・ニアも元気だしな。次回あるって
ことか?

 で、余談ながらインサラウムはガイオウを王として
迎え、フロンティア船団がヴァジュラの巣に殴り込み
かけるんだそうです。

 今日のお言葉「死者に嘘は通じない」

    死者が住むのは自分自身の中だから

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