第10回「闇元帥ショウセツ」

人の身でありながら、魔王アマクサ、超越者スルガ大納言と並び、
三大悪役と称される、若き革命家ショウセツ。
その力の源はどこにあるのか?

今回は、高名なる剣豪をもすくませる恐怖の説教魔、ショウセツの巻です。
年令: 26〜30?
 闇元帥として名を知られたころ、昌平校等に残された彼に関する書類が全て消失しているので、詳しくは不明。

 ただ、カスガが、「あいつベンケーちゃん(カスガの幼女時代に短期間作られていた子供向け紙芝居。正式タイトルは弁慶ちゃん・ラブリー金棒の謎)の話にのって来たから、そのくらいだよ」と証言したもので、そういうことになってます。
生年月日: 同上の理由で不明。
身長: 189cm
 貧乏だった学生時代は着る服に苦労したそうで。闇元帥となった後も、西洋から手に入れた服をアレンジして着ています。
体重: 77kg
 鍛えこんでるだけあって軽いです。あんまし筋肉の付く体質じゃないみたいで。 
性別: はっきり男です。
性格:  すべからく正しくあれ、と考える人で、おまけに自他ともに厳しいもんだから、周囲はえらい迷惑です。

 得意の説教も相手をそれでどうこうしようというよりは現状に間違いがないかのシミュレーションとしてやっている節があり、相手が理解できるかどうかは二の次みたいな雰囲気があります・・・・だからといって聞き流しているとひどい目にあいますけどね。
特技:  我流剣術。後述しますが、ショウセツは誰からも正式に剣をならってはいません。

 楠流軍学。これは昌平校のゼミで長孔堂フデンという軍学者に学んでいます。

 ただ、戦に勝つことを目的とした戦術論チハヤの章と、大局的に戦の有り様自体を操作するキクスイの章に分かれていますが、戦国に構築された理論であるため、残念ながら治世における戦力維持については何も語られていません。表面上は治世である江戸のよーな時代には役に立たない学問に分類されています。

 説教。最後まで聞けば、とてもタメになることを言っているらしいのですが、付き合える者がほとんどいないもので・・・

 その他、地理、天文、気象、本草学など、自然科学においてはこの時代の水準をはるかに越える知識をもっています。

 あと、これは極秘ですが、釣りは名人級。干物と漬物を作らせたら天下逸品。・・・・

・・・・貧乏だったんですねぇ。

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